【PDP】世界の高等教育政策

教育関係共同利用拠点提供プログラム  高等教育論 L-01

【日時】2020年9月19日(土)14:00-16:00
【講師】杉本 和弘(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)
【講師略歴】
名古屋大学大学院教育学研究科博士課程修了,博士(教育学)。広島大学 高等教育研究開発センター COE研究員,大学評価・学位授与機構評価研究部 准教授,鹿児島大学 大学教育センター高等教育研究開発部 准教授,東北大学 高等教育開発推進センター(現 高度教養教育・学生支援機構)准教授を経て,2015年より現職。教育評価分析センター長。専門は,比較教育学,高等教育論。主著に『戦後オーストラリアの高等教育改革研究』(単著,2003,東信堂)『アジア・オセアニアの高等教育』(共著,2004,玉川大学出版部),『高等教育質保証の国際比較』(共編著,2010.1,東信堂)等。

※定員に達したため、申込み受付を終了いたしました。たくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました。

【趣旨】
20世紀末から社会のグローバル化が本格化し、ヒト・モノ・情報が軽々と国境を越えるようになるにつれ、高等教育がグローバル化する一方、リージョナル化も同時に進行しています。留学生数の拡大や世界大学ランキングのインパクトが世界的に影響力を増す一方、各地域で高等教育の政策や枠組みを調和させようとする動きが始まっています。
こうしたグローバル、リージョナルな動きは、長く国民国家と密接な関係にあった各国の高等教育政策に影響を与え始めています。例えば、学修成果に基づく質保証(quality assurance)や資格・学位の枠組はグローバル・リージョナルのいずれのレベルでも実践が進んでいますが、これはナショナルな政策や戦略に影響を及ぼします。そうした意味で、近年、我が国で矢継ぎ早に進む大学改革の意味を理解し相対化するためにも、世界や各地で生じている高等教育政策動向を把握しておくことは重要です。
本セミナーでは、東北大学の杉本和弘教授を講師に、「グローバル・ガバナンス」「リージョナル・ガバナンス」の観点から世界の高等教育政策動向を概観し、今後の日本の高等教育への示唆を議論します。高等教育に関わる教職員や学生、政策立案に携わる方々の積極的な参加をお待ちしています。

【プログラム】
14:00~14:05 開会挨拶
戸村 理(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 准教授)

14:05~15:15 講演「世界の高等教育政策」
杉本 和弘 (東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)

15:15~15:55 質疑応答

15:55~16:00 閉会挨拶
戸村 理

【参加申込み締切】2020年9月16日(水)

【参加費】無料

【定員】100名(先着順)
定員を超えるお申し込みがございましたので、定員を200名(先着順)に増員いたしました。
本セミナーはZOOMによるウェビナーです。

【このセミナーは東北大学履修証明プログラム「大学変革リーダー育成プログラム(TLP)」の一環としても提供されます。】

【お問合せ先】
東北大学 高度教養教育・学生支援機構
大学教育支援センター
TEL: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@ihe.tohoku.ac.jp