【PDP】高大接続と大学入試改革

教育関係共同利用拠点提供プログラム  高等教育論 L-01

【日時】2020年10月10日(土)14:00-16:00
【講師】宮本 友弘 (東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)
【講師略歴】
筑波大学大学院博士課程心理学研究科単位取得満期退学。東北大学大学院教育情報学教育部修了,博士(教育情報学)。メディア教育開発センター 助手,びわこ成蹊スポーツ大学准教授,聖徳大学 准教授,東北大学高度教養教育・学生支援機構 准教授を経て,2020年より現職。入試センターでの業務に従事。専門は,教育心理学。著書は『児童期の学力の発達に関する縦断的研究』(単著,2019,風間書房),『『変革期の大学入試』(東北大学大学入試研究シリーズ[3](編著,金子書房,2020)他。

※定員に達したため、申込み受付を終了いたしました。たくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました。

【趣旨】
日本で大学・高等教育に関する関心事は何かと尋ねられたら、「大学入試」と答える方は少なくないかと思います。「四六答申」によれば,入学者選抜方法については,つねに「公平性の確保」「適切な能力の判定」「下級学校への悪影響の排除」という原則のいずれに重きをおくべきかという試行錯誤の繰り返しであったといいます。そうした大学入試改革ですが、2021年度入試からは新たに「大学入学共通テスト」が実施されます。しかしながら改革の柱であった英語での民間試験の活用と、国語・数学での記述式問題の出題は、2019年末に急遽見送られることが決定しました。現在の大学入試改革は、直接的には中央教育審議会が2014年12月に公表した「高大接続答申」に端を発します。
本セミナーでは、東北大学の宮本友弘教授を講師に、錯綜する現代日本の大学入試改革をどのように見るべきか、高大接続改革の現状を踏まえながらこれからの大学入試を検討していただきます。高大接続改革や大学入試に関心を持たれる教職員や学生、高等学校関係者といった各方面の方々の積極的な参加をお待ちしております。

【プログラム】
14:00~14:05 開会挨拶
戸村 理(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 准教授)

14:05~15:15 講演「高大接続と大学入試改革」
宮本 友弘 (東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)

15:15~15:55 質疑応答

15:55~16:00 閉会挨拶
戸村 理

【参加申込み締切】2020年10月7日(水)

【参加費】無料

【定員】セミナー100名(先着順)
本セミナーはZOOMによるウェビナーです。

【このセミナーは東北大学履修証明プログラム「大学変革リーダー育成プログラム(TLP)」の一環としても提供されます。】

【お問合せ先】
東北大学 高度教養教育・学生支援機構
大学教育支援センター
TEL: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@ihe.tohoku.ac.jp