【PD】インパクトファクターの誤用と研究不正

教育関係共同利用拠点提供プログラム 高等教育論 L-01

【日時】 2023年9月9日(土) 10:30~12:30
【場所】 東北大学 川内北キャンパス 教育・学生総合支援センター(A01)4階 大会議室
【講師】 麻生 一枝(成蹊大学 非常勤講師、サイエンスライター)
【講師略歴】
お茶の水女子大学理学部数学科卒業、オレゴン州立大学動物学科卒業、プエルトリコ大学海洋生物学修士、ハワイ大学にて動物学Ph.D.を取得
その後、オハイオ州立大学ポスドク研究員、長浜バイオ大学准教授などを経て、現在サイエンスライター、成蹊大学非常勤講師。
専門:動物行動生態学
※申込み受付を終了いたしました。たくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました。

【趣旨】
インパクトファクター(IF)は、学術誌やそこに掲載された論文の格や優秀性を示す指標である、と思っている研究者や大学関係者は多い。しかし、IFの実体は、論文一本あたりの被引用回数である。学術誌がどれだけ読まれているかの指標であって、個々の論文の質や価値を評価する指標ではない。それにも関わらず、IFはその本来の意味から離れ、論文や研究者の評価に誤って使われている。できるだけIFの高い学術誌にできるだけ多くの論文を載せることが科学者の目的となり、研究不正や不適切な研究行為の増加にもつながっている。
本セミナーでは、「科学者をまどわす魔法の数字、インパクトファクターの正体」の著者である麻生先生を講師にお迎えし、参加者のみなさまと科学者社会におけるIFの影響について改めて考えます。教職員の皆様のご参加をお待ちしております。

【プログラム】
10:30~ 開会挨拶 野地 智法(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)

10:35~ 講演「インパクトファクターの誤用と研究不正」
      麻生 一枝(成蹊大学 非常勤講師、サイエンスライター)

11:55~ 質疑応答

12:25~ 閉会挨拶 野地 智法(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)

進行:中村 教博(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)

【参加申込み締切】2023年9月5日(火)7日(木)

【参加費】無料

【定員】40名(先着順) 当日参加不可

ポスター

8/25(金)8:30 – 8/28(月)17:00
ホームページのサーバーメンテナスを予定しております。
大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

【お問合せ先】
東北大学 高度教養教育・学生支援機構
大学教育支援センター
TEL: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@ihe.tohoku.ac.jp