新任教員プログラム(NFP)は,東北大学 高度教養教育・学生支援機構 大学教育支援センターが提供する,専門性開発プログラムの一つです。NFPでは,大学教育について様々な側面から実践的に学び,ふり返りや教育観の構築に取り組みます。

NFPは,大学院生等を対象とした「大学教員準備プログラム(PFFP)」と合同で実施します。

本プログラムでは英語による授業の授業参観,ネイティブ教員によるコンサルテーションも実施しています。英語で授業を行う必要のある方にも有意義なプログラムとなっています。

2019年度 Tohoku U. NFP

スタートアップ研修

2019年6月29日(土)

10:00~17:30

 東北大学 川内北キャンパス 教育・学生総合支援センター東棟4階 大会議室

NFP へようこそ

“2019年度東北大学 新任教員プログラム(Tohoku U. NFP)の参加者の顔合わせです”

自己紹介,プログラムの説明,大学教員の仕事と専門性(講義),比較の目を育てる(ワークショップ),事務手続き等を行います。参加者はこれらの活動を通じて,お互いのことを知り,これからの活動にむけての準備を始めます。

  • NFP の目的に関する講義
  • 大学教員の役割と大学教育に関するブレインストーミング
  • 比較の視点を育てるワークショップ
  • 課題とリフレクティブ・ジャーナルの説明
  • 終了後に懇親会

授業観の転換とインストラクショナルデザイン

2019年7月19日(金)

13:30~15:30 

東北大学 川内北キャンパス 教育・学生総合支援センター東棟4階 大会議室

実践力を磨く

“インストラクショナルデザインに基づく授業の作り方について実践的に理解を深めます”

今日の大学では,国際的に学習者中心の教育へとパラダイムシフトが進みつつあります。この際にキーとなる概念がインストラクショナルデザインです。このワークショップではインストラクショナルデザインの考え方について学ぶとともに,インストラクショナルデザインに基づく授業の作り方について実践的に理解を深めます。

  • インストラクショナルデザインとは
  • インストラクショナルデザインに基づく授業設計

学生理解に関するe-learning

2019年8月~9月中

e-learning

基礎知識を得る

“Web上で視聴し,リフレクティブ・ジャーナルを執筆します”

現代大学生の理解について,動画を視聴し理解を深めてもらいます。具体的な動画の内容,学習の進め方についてはプログラムの中でお伝えします。

  • プログラム開始後に周知します

授業デザインとシラバス作成

2019年8月27日(火)

13:30~17:00 

東北大学 川内北キャンパス 教育・学生総合支援センター東棟4階 大会議室

実践力を磨く

“シラバス作成を通じて,15回の授業設計について実践的に学びます”

教育活動の基礎知識を得る(ワークショップ)では,大学の授業における目標,活動,評価や授業設計について,シラバス作成を通して考えます。参加者は事前にシラバスを作成し,提出します。

  • 授業目標,評価の方法,教育内容の設計
  • ルーブリックによる評価
  • 授業外学習時間
  • 自分のシラバスの改善

授業づくり:準備と運営

2019年9月18日(水)

13:30~15:30 

東北大学 川内北キャンパス マルチメディア教育研究棟6階601

基礎知識を得る

“学習者の認知面・心理面から授業づくりについて学びます”

学習者が集中し,十分に理解できるような授業をつくるためには何に留意し,どのような準備をして,いかに授業を展開すると良いのでしょうか。一回の講義形式の授業を念頭において学びます。

  • 理解の認知プロセス
  • 知識の活性化
  • メンタルモデルの構築
  • 気持ちのコントロール

コーチング技能を活用した学生指導

2019年11月21日(木)

13:30~16:40

 東北大学 川内北キャンパス マルチメディア教育研究棟6階601

実践力を磨く

“学部生・大学院生の研究指導に役立つコーチング技能を学びます”

コーチングとは,深い理解とスキルを⾝につける認知的徒弟制度において,教師がモデリングに続き,課題を実⾏している学⽣にヒントや挑戦を与えたり,動機づけ,励まし,対話を行う活動です。学⽣の意欲を⾼める研究指導に不可⽋なスキルを学びます。

  • コーチング技術に関する講義
  • ワークショップ

授業を見る聞く学ぶ:授業参観

2019年10月-2020年1月

先達から学ぶ

“教育経験の豊富な教員の授業を参観します”

教育経験の豊富な教員の授業を参観し,授業終了後に授業担当者と共にふり返りのディスカッションを行います。
授業参観では英語による授業の参観やネイティブ教員の授業を参観することも可能です。

  • 実授業の参観(2回)
  • 授業担当者とのふり返り

先達コンサルテーション

2019年11月-2020年1月

先達から学ぶ

“多様な背景を持つ先達教員が皆さんの成長を支援します”

プログラムへの参加を通して生まれた疑問や,自らの課題について,先達教員との個人面談を実施します。教育はもちろん,研究や大学運営,今後のキャリアなど,参加者の関心に応じてアドバイスをもらえます。事前にコンサルテーションを受けたい内容について,メモを作成してもらいます。
先達コンサルテーションでは,ネイティブ教員によるコンサルテーションを受けることも可能です。

  • 教育,研究,大学運営等,自身の関心に基づき先達教員からアドバイスを得る

マイクロティーチング

2020年2月予定

 東北大学 川内北キャンパス予定

実践力を磨く

“自分で設計した授業を実践し(マイクロティーチング),他の参加者からコメントをもらいます”

1回の授業を設計するために,まず,設計しようと考えている90分の授業のうち10分程度を設計・実践し(マイクロティーチング),他の参加者とともに,良かった点,工夫できる点などを検討します。また,授業の様子はビデオで撮影し,後日,自分の授業を見直す際に利用します。

  • マイクロティーチングの実践と参加者同士のディスカッション
  • セルフリフレクションの実践

リフレクティブ・ジャーナルの執筆

プログラム実施期間中随時

自己省察力を養う

“プログラム期間中を通して,リフレクティブ・ジャーナルの作成に取り組みます”

プログラムを通して,大学教員という仕事や大学教育に関する考え方がどのように発展していったのかをリフレクティブ・ジャーナルに記録し,自分なりの教育観を構築します。このリフレクティブ・ジャーナルを通して,自身が達成したこと,そしてそこまでのプロセスをふり返り,自己省察に役立てます。

各セミナー,ワークショップ受講後にリフレクティブに実践をふり返って記録する

【オプション】他大学訪問調査

“国内の他大学を訪問し,フィールドワークを行うことで比較の目を養います”

他大学を訪問し,授業参観者ディスカッションを行います。異なる学生集団や環境を観察することで,大学の在り方の多様性などについて学びを深めます。参加者は希望調査のうえ選抜により決定します。

日程 2019年10月~11月予定(日帰りもしくは1泊2日)

成果報告会

“プログラムの成果について発表し,他の参加者と共有します”

プログラムで学んだことをまとめ,先達教員や,プログラムOB/OGらと共有し,フィードバックを受けます。プログラムのすべてに参加し,課題を提出した参加者には,東北大学 高度教養教育・学生支援機構から修了証を授与します。

日程 2020年3月中旬〜下旬予定
  • プログラムの成果発表
  • 先達教員からのコメント
  • 修了証授与式
  • 打ち上げ