1.取組みの概要/2.取組みの内容/3.取組みの有効性/4.今後の計画
 本学では、従来から1年次、2年次の理科系の学生に対して「理科実験」の科目を課し、これを通じて学生たちが自然を理解し、科学する心、論理的思考法を修得できるように努力を重ねてきた。しかし、昨今の高校教育の多様化により、入学してくる学生たちの全般的な学力の低下、不揃いが深刻化し、「理科実験」科目の目標達成は甚だ難しくなってきた。このため、本学では7年前から全学的な組織・支援体制のもとに「理科実験」科目の改革に着手し、まったく新しい発想のもとに「融合型理科実験」を設計し、開講することとした。従来のような物理学、化学、生物学、地学に分けた方式ではなく、「同じ現象を違った側面から実験し、複雑な自然の現象を論理的に整理し、記述することを学べる」ように設計したのである。これにより、学生たちの興味・関心は際だって高くなった。将来はこの実験プログラムを文科系の学生にも広げ、開講する計画もあり、準備が進められている。