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高大連携英語教育セミナー2017「大学入学共通テストにおける 英語4技能評価の推進―新しい時代 にふさわしい高大接続の実現に向けた英語教育ー」

高度教養教育・学生支援機構主催・共催行事  

日時:2018年1月20日(土)13:00~17:30
場所:東北大学百周年記念会館 川内萩ホール2階 会議室

文部科学省では、2020年度から大学受験(英語)を4技能の総合的なコミュニケーション能力を評価する試験に代える方針を明らかにした。また国立大学協会は現行のマーク式問題を「読む、聞く、話す、書く」の4技能を測るための民間試験の両方を受験生に課する方針を固めた。高校の指導現場では、発信型の英語活動に取り組んでいくことが求められる。それゆえに大学は時代にあった英語教育を行い、社会が求める人材を育成し、社会的使命を果たしていかなければならない。本セミナーでは、日本における英語教育の第一人者として活躍されている安河内哲也氏をお招きし、英語4技能強化学習方法、教授法、新入試のトレンドについてご講演いただき、高等学校と大学が連携して学生の英語運用能力をどのようにバランスよく、効率よく実践的に伸ばすことができるか、東北大学における4技能実践学習の取り組みを踏まえながら、英語教育関係者と議論を深める。

【プログラム】
司会:北原 良夫(東北大学 言語・文化教育センター 教授)
13:00~13:05 開会挨拶:安藤 晃(東北大学 高度教養教育・学生支援機構副機構長、言語・文化教育センター長)
13:05~14:35 基調講演・公開授業:「変わる大学入試、変わる英語教育」
                   安河内 哲也
14:35~15:15 公開授業:『英語4技能と発話の「瞬発力」を手に入れる!~主人公は自分自身!~』
                   横山 カズ
15:15~15:55 授業報告1:自律した英語学習を育てる「教えない英語」
                   山本 崇雄(東京都立武蔵高等学校 英語科主幹教諭)
16:05~16:45 授業報告2:「大学に期待する英語教育:東北大学における4技能習得実践授業」
                   橘 由加(東北大学高度教養教育・学生支援機構 教授)
16:45~17:30 全体討論

【基調講演・公開授業/講師紹介】 安河内 哲也 Tetsuya Yasukochi
東進ハイスクール・東進ビジネスクールのネットワーク、各種教育関連機関での講演活動を通じて実用英語教育の普及活動をしている。特に各種4技能試験の普及活動にも熱心に取り組んでいる。文部科学省の審議会において委員を務め、大学入試への4技能試験導入に向けて積極的に活動中。TOEICスコアは1390点満点 (LR+SW)。帰国子女でもなく、長期留学経験もないが、独自の音読自動化学習法で英語を習得した。2014年には、国際コミュニケーションの頂上決戦 ICEE で優勝。安河内式トレーニングに基づいて英語を習得した教え子たちは、難関大学に多数合格するだけでなく、英語教育や国際交流、ビジネスの場で多く活躍している。執筆活動に関しては、現在は英文ノベルのみに集中。参考書や一般書の執筆は休止している。英文ノベル以外にも、これまで、ベストセラービジネス書(「勉強の手帳」(あさ出版)「できる人の教え方」(中経出版)等)、及び参考書を多数執筆した。発行部数は350万部を超える。

【公開授業/講師紹介】 横山 カズ Kazu Yokoyama
同時通訳者。翻訳家。英語講師。2012年ICEE英語コミュニケーション検定試験トーナメント総合優勝。英検1級。
英語を日本国内で独学し、航空・IT・医療・環境・機械・国際関係・文学など他分野で同時通訳者として活躍中。
学びエイド、リクルート・スタディサプリENGLISH講師。英語スピーキング講師としてJAL(日本航空)グループ、楽天株式会社では英語力向上と社内公用語化に貢献する。
☆著書
『英語に好かれるとっておきの方法~4技能を身につける~』(岩波書店)、『世界に通じるマナーとコミュニケーション――つながる心, 英語は翼』(岩波書店)、『スピーキングのための音読総演習』(桐原書店)、『おもてなし純ジャパENGLISH』(講談社)、『パワー音読入門』(アルク)他

主催:東北大学高度教養教育・学生支援機構/言語・文化教育センター
お問合せ先:東北大学教育・学生支援部教務課全学教育企画係
      TEL:022-795-7578  E-mail:kyom-k[a]grp.tohoku.ac.jp

参照ファイル Reference File