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【PDP】研究政策と知的財産戦略 -大学における研究成果の取扱い-

教育関係共同利用拠点提供プログラム  組織運営論 M-01

日時:2018年2月17日(土) 13:00-15:00 (受付: 12:30-)
場所:東北大学 川内北キャンパス教育・学生総合支援センター東棟4階 大会議室

講師:玉井 克哉(東京大学 先端科学技術研究センター 教授)

※ 事前申し込み受付は、終了いたしました。

【趣旨】
かつて大学の研究成果は、「公共財」として誰もが自由に使うことのできるものとして扱われるのが普通でした。しかし今日、研究成果は「私的権利」として、特許権など知的財産権の対象となっています。その転換を決定づけたのは米国が1980年に制定したいわゆる「バイ=ドール法」でしたが、我が国においても1990年代後半以降、同様の法的整備が進められました。21世紀に入って知識経済への移行が進む中、日本でも大学の研究成果を経済的価値に換えていくための政策や制度が展開されてきましたが、我が国特有の課題も依然少なくありません。
本セミナーでは、科学研究と知的財産法の関係に造詣の深い玉井克哉先生(東京大学先端科学技術研究センター)を講師にお迎えし、科学研究をめぐる歴史的な変容過程を振り返りつつ、日本における法制度の現状、研究成果を「営業秘密」にする場合のコンフリクトについても学びます。


※なお,本セミナーはアカデミック・リーダー育成プログラム(LAD)の一環として提供されます。


【連絡・お問合せ】
東北大学 高度教養教育・学生支援機構
大学教育支援センター
TEL: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@g-mail.tohoku-university.jp

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