高等教育開発部門入試開発室倉元直樹教授の指導学生である東北大学大学院教育学研究科博士後期3年の課程在学中の林如玉（りん　にょぎょく）さんが大内記念奨励賞を受賞しました。

大内記念奨励賞は、大内秀明東北大学名誉教授（経済学研究科）の寄附を受けて創設された「大内国際交流支援基金」による活動の一環として、今年度、新たに創設された東北大学内の奨学制度です。毎年、東北大学大学院文学研究科、教育学研究科、法学研究科、経済学研究科、国際文化研究科の正規課程に在学する中国国籍を有する留学生の中から、優秀な学生が５名程度（うち、半数程度は経済学研究科から）選ばれる予定です。第1回となる2022年度には、林如玉さんのほかに経済学研究科から3名、国際文化研究科から1名が受賞しました。

林如玉さんは平成29（2017）年10月に研究生として来日，大学入試を主たる研究テーマとする倉元研究室（現教育学研究科教育情報アセスメントコース教育情報デザイン論分野協力講座）所属の研究生となりました。平成30（2018）年4月に教育学研究科博士前期課程に入学，令和２年（2020年）3月に同課程を修了して修士号（教育情報学）を取得しました。同年4月に東北大学大学院教育学研究科博士後期課程に進学し，現在，後期3年の課程に在学中です。主として高校生の大学進学準備行動に関わる日中比較をテーマとして研究を行っています。

写真は2022年12月19日に行われた授賞式で撮影されたものです。