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エンロールメント・マネジメントをどのように捉え、どのように進めるか(チャプター4)

講師:嶌田 敏行(茨城大学)
実施日:2019.09.06 全37分 視聴数:1209回

講義の概要

エンロールメント・マネジメントとは、学生の入学前から卒業後までの一連の学びの実態を把握し、支援へと結びつける米国の大学で生まれた学生マネジメント手法の一つです。本セミナーでは、米国のエンロールメント・マネジメントモデルを概説し、日本の大学において、入口から出口までをどのように追っていけばよいかなどについて事例データを見つめながら、参加者とともに学んで行きます。

チャプター4:EMを支援するためにと日本におけるEM

チャプター4では、日本の大学で求められるエンロールメント・マネジメントはどんなものか、検討しています。
EMにとって重要なのは、適切な人へ、適切なときに、適切なことをするための、適切な情報を伝えるということです。学生に関するデータを見て、現状を把握し、検討する体制をつくることができれば、学生が入学してから卒業するまでをきちんとケアすることができるでしょう。
日本の大学でも、新入生調査、成績データ、進路データなど学生に関するさまざまなデータを持っています。現場の教職員にそれらのデータを提供し、ディプロマポリシーの達成度や科目配置など、教育プログラムの検証・検討に役立ててもらうことが、日本の大学で求められているエンロールメント・マネジメントの形ではないでしょうか。

カテゴリ: マネジメント力形成