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学生が成長する環境とは何か ―ボーダーフリー大学の現実をふまえて―(チャプター1)

講師:葛城 浩一(香川大学)
実施日:2015.01.26 全40分 視聴数:2829回

この40年間、高等教育の大衆化の進行が指摘され、大学全入時代へと突入しましたが、大衆化のもとで大学教育の質を維持し、しっかりとした学習成果を身に着けさせる方策と文化の定着が何よりも必要になっています。過去、ベビー・ブーマーへの対応は、教員配置の基準を緩和して実施するなど、教育の質を維持する取り組みは十分ではありませんでした。学生の大学選択は、もっぱら偏差値に基づき、大学間の学力格差を生み出してきました。そのため、学生の学力の質を問うことは、長らく大学界ではタブーになってきたともいえます。イギリスの高等教育が段階的な大衆化を進め、大学教育としてその質を維持し、誇っていることとは対照的です。進学率50%を超える社会で、学生にしっかりとした学力を身に着けさせ、大学教育の質を維持するためにどのような方策と課題があるのか、研究と実践の中から議論するセミナーです。

カテゴリ: 高等教育リテラシー形成