第113回正午PD会「単位の実質化を意識した授業設計の効果と限界:初年次統一科目「学問論」の挑戦

日時:2024年7月11日(水) 12:10~12:50
開催形態:オンライン開催
発表:串本 剛 准教授
所属:東北大学高度教養教育・学生支援機構 教育評価分析センター
専門:高等教育論

概要:
学士課程教育の質保証において学修成果を重視する場合,学修成果はその内容だけでなく,水準の面からも評価される必要がある.また期待される学修成果の水準は,教育機関を超えて専門分野ごとに定められることがある一方,単位制度の学士課程では標準的な学修時間に規定されるのが原則となる.その意味で,教育課程を構成する各授業科目において単位の実質化が求められるわけだが,授業担当者と学生の双方において,その点に関する認識が必ずしも十分とは限らない.本報告では,東北大学の初年次教育で中核的な役割を担う「学問論」を事例として,単位の実質化を意識した授業設計の効果と限界を検証する.

参加申し込み:
機構教職員以外で参加ご希望の方は、下記問い合わせ先までご連絡ください。

問い合わせ先:
学際融合教育推進センター 中川 学
E-mail:manabu.nakagawa.e2【a】tohoku.ac.jp ※【a】を@に置き換えてください