【PD】公立大学政策とその将来像

教育関係共同利用拠点提供プログラム 高等教育論 L-01

【日時】2021年9月4日(土)14:00-16:00
【講師】中田 晃(一般社団法人公立大学協会 常務理事・事務局長)
【講師略歴】
一般社団法人公立大学協会常務理事・事務局長。1985年名古屋大学理学部化学科中退。2010年放送大学教養学部卒業。2020年放送大学文化科学研究科博士後期課程修了。博士(学術)放送大学。2002年公立大学協会入職。2007年同事務局長。2019年より現職。
一般社団法人公立大学協会の活動及び公立大学の現状やデータについては、同協会ウェブサイトに詳しい。
一般社団法人公立大学協会 http://www.kodaikyo.org/
※事前申込み受付を終了いたしました。たくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました。

地方自治体が設置する公立大学は、平成期に39大学から93大学にまで増加しました。また2004年度からは公立大学法人制度も施行されています。このように平成期に大きな変化を遂げた公立大学ですが、国立・私立大学と比べて、その動向・実態が十分に認知されていないのではないでしょうか。これは公立大学の特異性、すなわち制度設計者(総務省と文部科学省)と設立者(地方自治体)とが別であることや、法人と大学が必ずしも一体ではないといった複雑なガバナンス構造の下での政策アクターの多様性が関係しているのだと思われます。冒頭で指摘した平成期の大学数増加も、2000年前後で違いが確認できます。高等教育政策において、「地方・地域」は焦点の一つです。ゆえに公立大学の動向に注視することは、設置形態に関係なく広く大学関係者に求められるものではないでしょうか。
本セミナーでは『可能性としての公立大学政策―なぜ平成期に公立大学は急増したのか―』の著者である中田晃先生を講師に、知と人材の集積拠点として地域貢献に努めたきた公立大学の政策動向についてご講演いただきます。そのうえで公立大学の今後の可能性について、国立大学・私立大学との制度的環境の異同にも考慮しつつ検討していただきます。多くの方々のご参加をお待ちしております。

【プログラム】
14:00~14:05 開会挨拶
戸村 理(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 准教授)

14:05~15:15 講演「公立大学政策とその将来像」
中田 晃(一般社団法人公立大学協会 常務理事・事務局長)

15:15~15:55 質疑応答

15:55~16:00 閉会挨拶
戸村 理

【参加申込み締切】2021年9月1日(水)

【参加費】無料

【定員】なし

本セミナーはZOOMによるウェビナーです。

8/7(土)18:00 – 8/10(火)10:00
8/27(金)17:00 – 8/30(月)10:00
ホームページのサーバーメンテナスを予定しております。
大変ご迷惑をおかけしますが、何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。

【お問合せ先】
東北大学 高度教養教育・学生支援機構
大学教育支援センター
TEL: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@ihe.tohoku.ac.jp