【PD】学士課程教育における日本語リテラシーを考える

教育関係共同利用拠点提供プログラム 学習指導論 S-01

【日時】2022年4月23日(土)14:00~16:00
【講師】滝浦 真人(放送大学 教授)
【講師略歴】
東京大学文学部卒業、東京大学大学院人文科学研究科博士課程中退、博士(文学)(2017年、北海道大学)。共立女子短期大学専任講師、同助教授、麗澤大学助教授、同教授を経て、2013年より放送大学教養学部教授。主な(編)著書に、『日本の敬語論 ポライトネス理論からの再検討』(大修館書店、2005年)、『ポライトネス入門』(研究者、2008年)、『山田孝雄 共同体の国学の夢』(講談社、2009年)、『日本語は親しさを伝えられるか』(岩波書店、2013年)のほか、『改訂版日本語リテラシー』(放送大学教育振興会、2021年)、『改訂版 日本語アカデミックライティング』(2022年、同)など。
※事前申込み受付を終了いたしました。たくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました。

【趣旨】
4月は新入生を迎えるシーズンです。多くの大学では、初年次教育や基礎ゼミナールのなかで、レポートや論文の書き方を指導されているのではないでしょうか。ライティング教育が大学の授業科目としていつ頃「一般化」したのかについてはさておき、大学進学率がマス段階にあった1981年には、今も参照される木下是雄著『理科系の作文技術』が出版されました。それから40年余り、日本の大学進学率はユニバーサル段階に到達しましたが、大学生が日本語で「読む・書く・考える」スキルを身につけることは、今なお学士課程教育における重要な教育目標の一つになっています。

本セミナーでは、放送大学で「日本語リテラシー」及び「日本語アカデミックライティング」を開講されている滝浦真人教授を講師にお招きし、その豊富なご経験やご専門の知見を下敷きに、「学士課程教育における日本語リテラシーを考える」というテーマでご講演いただきます。「知る・読む・考える」ことに習熟しながら「書く」ことを学ぶ意義や面白さとは何か、参加される皆様とともに考えます。関心をお持ちの多くの方々のご参加をお待ちしております。

【プログラム】
14:00~14:05 開会挨拶
中村 教博(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)

14:05~15:15 講演「学士課程教育における日本語リテラシーを考える」
滝浦 真人(放送大学 教授)

15:15~15:55 質疑応答

15:55~16:00 閉会挨拶
戸村 理(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 准教授)

司会:戸村 理

【参加申込み締切】2022年4月20日(水)

【参加費】無料

【定員】なし

本セミナーはZOOMによるウェビナーです。

【お問合せ先】
東北大学 高度教養教育・学生支援機構
大学教育支援センター
TEL: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@ihe.tohoku.ac.jp