【PD】学士課程教育におけるデータサイエンス教育の可能性

教育関係共同利用拠点提供プログラム 学習指導法 S-01

【日時】2022年7月9日(土)14:00~16:00
【講師】竹村 彰通(滋賀大学学長)、市川 治(滋賀大学教授)、伊達 平和(滋賀大学准教授)
【講師略歴】
竹村 彰通
東京大学経済学部卒業、スタンフォード大学にてPh.D.取得。東京大学大学院経済学研究科教授、同大学院情報理工学系研究科教授を経て、2015年5月より滋賀大学データサイエンス教育研究推進室長。2017年4月からは同大学データサイエンス学部長、2019年4月には同研究科長と歴任し、2022年4月からは滋賀大学学長。『新装改訂版 現代数理統計学』(学術図書出版社, 2020年)など著書・論文多数。専門は数理統計学。
市川 治
東京大学工学部卒業、同大学工学系研究科航空学専攻修士課程を修了後、日本アイ・ビー・エムに就職。奈良先端科学技術大学院大学にて博士(工学)取得。2018年2月より滋賀大学データサイエンス学部・同研究科教授。専門は情報通信/知能情報学。
伊達 平和
京都大学教育学部卒業、同大学教育学研究科単位取得満期退学、2016年に博士(教育学)取得。日本学術振興会特別研究員(PD)を経て、2016年4月に滋賀大学データサイエンス教育研究センターに着任。2020年4月より同大学データサイエンス学部・同研究科准教授。専門は比較社会学・家族社会学。
※申込み受付を終了いたしました。たくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました。

情報通信機器の普及は、ビッグデータやオープンデータを出現させ、それを適切に処理・分析し、新たな価値を創造し得るデータサイエンス能力を身につけた人材が不可欠であることを明らかにしました。しかしながら日本の高等学校教育では大学入試への対応から理系・文系に区分されるのが今もなお一般です。ゆえに文理区分に関係なく現代人に必須の素養であるデータサイエンス能力の養成が、我が国の学士課程教育においては今もなお十分に達成されていない状況にあるといっても過言ではありません。
このような状況にあって、滋賀大学では2017年4月、日本で初めてとなるデータサイエンス学部を設置し、人材養成を行ってきました。この試みが及ぼした影響は大きく、その後、データサイエンスを冠する学部の新設が相次いでいます。
本セミナーでは滋賀大学データサイエンス学部の新設に尽力され、今年度より滋賀大学学長に就任された竹村彰通先生の他、同学部の市川治教授と伊達平和准教授を講師にお招きして、同学部における豊富な実践を下敷きに、「学士課程教育におけるデータサイエンス教育の可能性」のテーマでご講演いただきます。
関心をお持ちの多くの方々のご参加をお待ちしております。

【プログラム】
開会挨拶
中村 教博(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 副機構長、大学教育支援センター長 教授)

講演 学士課程教育におけるデータサイエンス教育の可能性
竹村 彰通(滋賀大学学長)、市川 治(滋賀大学教授)、伊達 平和(滋賀大学准教授)

質疑応答

閉会挨拶
戸村 理(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 大学教育支援センター副センター長 准教授)

司会:戸村 理

【参加申込み締切】2022年7月6日(水)

【参加費】無料

【定員】なし

本セミナーはZOOMによるウェビナーです。

【お問合せ先】
東北大学 高度教養教育・学生支援機構
大学教育支援センター
TEL: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@ihe.tohoku.ac.jp