【PD】後期中等教育と大学教育との接続
教育関係共同利用拠点提供プログラム 教育内容・カリキュラム論 L-03
【講師】 白水 始(国立教育政策研究所 総括研究官)
【講師略歴】
1993年東京大学卒業。2004年中京大学認知科学博士。中京大学情報科学部講師、国立教育政策研究所総括研究官、東京大学大学発教育支援コンソーシアム推進機構機構長・高大接続研究開発センター教授等を経て、現在は国立教育政策研究所初等中等教育研究部総括研究官。専門は学習科学・認知科学。中京大学で故三宅なほみ氏と共に大学生対象の協調学習実践、国立教育政策研究所で学習科学に基づく教育政策基盤研究を展開。その後、東京大学で小中高生対象の協調学習実践を全国の先生方と進めた。今後の教育のための授業法・評価・ICT活用・教師支援研究を一体的に進めている。著書は多数で、近著に『対話力―仲間との対話から学ぶ授業をデザインする!』(東洋館出版社、2020年)がある。
※申込み受付を終了いたしました。たくさんのお申込みをいただき、ありがとうございました。
【趣旨】
大学進学率がユニバーサル化するなか、後期中等教育と大学教育との接続、いわゆる高大接続のあり方が問われ続けています。事実、今世紀に入ってからも中央教育審議会や各種会議によって改革案が提示されてきました。日本の国民性ともあいまって、大学入学共通テストの導入に高い関心が集まったことは記憶に新しいところです。しかしながら入学者選抜は、高大接続の一局面にすぎないとも言えます。それならば今後の高大接続を展望する上で、我々はどのような点に注視すべきなのでしょうか。
そこで本セミナーでは、国立教育政策研究所総括研究官の白水始先生を講師にお招きし、「後期中等教育と大学教育との接続」とのテーマでご講演いただきます。白水先生は、協調学習の理論と実践を通じて対話的な学びと深い理解を実現する授業のあり方を長く研究されており、学習者の学びの観点からの高大接続のあり方を提起されています。ご関心をお持ちの多くの方々のご参加をお待ちしております。
【プログラム】
10:30~ 開会挨拶 戸村 理(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 准教授)
10:35~ 講演「後期中等教育と大学教育との接続」
白水 始(国立教育政策研究所 総括研究官)
11:25~ 質疑応答
11:55~ 閉会挨拶 戸村 理
司会:戸村 理
【参加申込み締切】 2023年10月18日(水)
【参加費】無料
【定員】なし
本セミナーはZOOMによるウェビナーです。
【お問合せ先】
東北大学 高度教養教育・学生支援機構
大学教育支援センター
TEL: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@ihe.tohoku.ac.jp