第109回正午PD会「COVID-19禍における高校生の大学選択行動 ―情報収集活動変容の詳細―」
日時:2023年12月7日(木) 12:10~12:50
開催形態:オンライン開催
発表:林 如玉 助教
所属:東北大学高度教養教育・学生支援機構 入試センター
専門:教育心理学・教育学
開催形態:オンライン開催
発表:林 如玉 助教
所属:東北大学高度教養教育・学生支援機構 入試センター
専門:教育心理学・教育学
概要:
2020年度新型コロナウイルス感染症(以下,COVID-19)の流行に伴い,教育現場におけるオンライン化が進んでいる。大学では,授業だけではなく高校生向けの入試広報活動もオンラインが基本となった。それらの変化は高校生の大学選択行動に大きな影響を及ぼしたと考えられる。本研究では, 2019年と2021年に質問紙調査を行い,データの比較を通じて,情報収集活動を中心にCOVID-19禍における高校生の大学選択行動の変容を明らかにすることを試みる。結果,高校生の大学選択における情報収集活動のパターンには変化が現れ,1年生の対面型情報収集活動を行う頻度がCOVID-19の影響を強く受けて抑制された。また,高校生の志望大学の決定時期が遅くなっている傾向が見られた。
参加申し込み:
機構教職員以外で参加ご希望の方は、下記問い合わせ先までご連絡ください。
問い合わせ先:
学際融合教育推進センター 中川 学
E-mail:manabu.nakagawa.e2【a】tohoku.ac.jp ※【a】を@に置き換えてください