機構長挨拶

日本を代表する人材を育て、
世界へ羽ばたかせるために
東北大学
高度教養教育・学生支援機構
機構長 滝澤 博胤
高度教養教育・学生支援機構は、2014年4月に高等教育開発推進センター、国際交流センター、国際教育院、グローバルラーニングセンター、教養教育院、高度イノベーション博士人財育成センターを統合する形で発足しました。高度教養教育・学生支援に関する調査研究、開発、企画、提言、および実施を一体的に行い、本学の教育・学生支援の質的向上に寄与するための中核と位置づけられ、国内外を見ても他に例のない革新的でチャレンジングな組織として活動しております。発足以来、10年余にわたり高大接続と入試、全学教育の開発と推進、高等教育国際化の推進、学生相談と学生支援、保健管理と健康指導、高等教育の研究と開発を行い、これらの成果を評価分析し、質的向上を図る各種の専門性開発活動を行う総合的な役割を果たすことをミッションとしてきました。また、高等教育推進の高いポテンシャルを有した組織とプログラムを統合し、新たな高等教育のモデル構築も目指しています。さらに、高等教育のモデル構築の核心は、卓越性と多様性の追求であり、教育における卓越性の柱として、高度教養教育の開発と提供、多様性の柱として多様な学生のニーズに応える学生支援の開発と実施も行うこととしています。
2024年11月に東北大学は日本で最初の国際卓越研究大学に認定され、世界的に卓越した研究、指導的人材の育成、社会の多様なパートナーとの共創を通して平和で公正な人類社会の実現に貢献すべく、新たなステージに入ったところです。Impact(未来を変革する社会価値の創造)、Talent(多彩な才能を開花させ未来を拓く)、Change(変革と挑戦を加速するガバナンス)という3つのコミットメントを掲げ、総力を結集して新たな大学像の構築を目指しています。このような中、本機構も新たなミッションの実現に向け、これまでの部門・室(3部門・9室)と業務センター(12センター)からなるマトリックス構造を改め、7センターと教養教育院からなる新体制へと移行しました。本機構の業務センターの1つであった入試センターを中核として2025年4月に発足したアドミッション機構や、2027年度にスタートを期す高等大学院、ゲートウェイ・カレッジと連携し、国際卓越研究大学に相応しい新たな教育と学生支援像を構築し、Talentの育成に力を注ぎたいと思います。
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