研究代表者
東北大学高度教養教育・学生支援機構・准教授 http://www.ihe.tohoku.ac.jp/
この度,平成22~26年度日本学術振興会科学研究費補助金基盤研究 (B)「医療の高度化に伴う看護系大学の高大接続問題――看護職志望者の適性と大学入試――」の研究成果が報告書としてまとまりました。看護専門職養成課程が四大化していく中,将来の看護師を目指す若者の志望動機と学習履歴が多様化している様相を5年間の研究期間で描き出そうと試みました。途中,研究分担者の柳井晴夫先生が病気で他界されるという悲しい出来事もありました。当初の研究目的がどこまで達成できたか定かではありませんが,多くの皆さまのご協力の下,2度にわたって大規模な調査データを集めることができました。感謝の意を込めて報告書をウェブで公開することとしました。
日々,苦労を重ねながら,わが国の近未来の医療を担う若者の育成に携わっている方々に少しでも参考になる資料となることを願っています。