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震災後の学生支援と教職員支援のあり方‐阪神・淡路大震災の教訓に学ぶ‐

教育関係共同利用拠点提供プログラム  学生相談 W-02

日時:2011年4月19日(火) 15:30~18:00
場所:東北大学川北キャンパス 講義棟A棟307教室

東日本大震災が起きて1 カ月がたちました。震災・津波によって死者・行方不明者が2万7000 名を越え,今なお15 万人が避難所生活を余儀なくされるという激甚震災は,大学関係者にとっても初めての体験です。東北大学高等教育開発推進センターは,犠牲者の方々を悼み,被災者の生活の再建が進むように願うと共に,震災下の教職員・学生支援についての取り組みを始めることにしました。
 4 月下旬には新入生を迎え,5 月に授業開始が予定され,東北地域の大学は次第に復興の準備を進めていますが,平常時の学生支援のしくみや方法だけで十分かどうか,震災後の学生支援のあり方が,直面する大きな課題になっています。この点重要なのは,過去に起きた震災の経験から学ぶことであり,特に,阪神淡路大震災は多くの教訓を含んでいます。
 東北大学高等教育開発推進センター・大学教育支援センターは,神戸大学から齊藤誠一氏(神戸大学人間発達環境学研究科准教授,臨床心理学),吉田圭吾氏(同准教授,臨床心理学)のお二人をお呼びし,阪神・淡路大震災の教訓から,震災下における学生・教職員のケアについてセミナーを開催することにしました。
 主な内容は,①大学再開後の学生支援の留意点と予想される問題,②特に配慮を要する学生に対する対応,③支援のあり方,④支援する教職員のメンタルヘルス上の問題,です。
 東北地域の被災大学で,学生支援にかかわる教職員の方,大学での方針決定にかかわる管理運営責任をお持ちの方,教務関係の教職員の方,実際に授業を担当する教員の方々など,ぜひご参加ください。


神戸大学 兵庫県南部地震による震災の記録(PDF)
全3,269ページ
神戸大学震災文庫へアクセス
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/jsp/ja/DetailView.jsp?LANG=JA&METAID=00011742&AID=01

参照ファイル Reference File

動画配信URL

http://www.youtube.com/user/tohokuuniversity#p/u/2/YfD60mcgYTM