教育関係共同利用拠点提供プログラム 高等教育論 L-01
来年度から理科,数学で新指導要領が先行実施され,平成27年度には新指導要領で学んだ高校生が大学入試を迎える。高校がおおわらわで新カリキュラムの準備に追われる一方,多くの大学ではようやく検討を始めた状況だろう。そこには高大接続関係が損なわれかねないギャップが存在する。フォーラムでは,戦後日本の学習指導要領と大学入試の関係の変化について,荒井克弘氏(大学入試センター入学者選抜研究機構長)による講演を予定している。3名の現状報告の後,討議では指定討論者として川嶋太津夫氏(国立大学協会入試委員会専門委員)の登壇も予定している。全体を通じ,学習指導要領の改訂に応じた大学入試のあり方関する建設的議論の構築を試みたい。なお,本フォーラムは平成23年度「大学改革シンポジウム」として,国立大学協会との共催で実施されるものである。
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