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PDプログラム#28 国際シンポジウム「次世代の大学院教育‐日米両国における大学院教育改革‐」
International Symposium "The Reform of Graduate Education in the USA and Japan"

教育関係共同利用拠点提供プログラム  教育内容・カリキュラム論 L-03

日時:2012年3月19日(月)13:00~17:20
場所:東北大学川内北キャンパス マルチメディア教育研究棟6階ホール

知識基盤社会においては,各分野に創造的人材を供給する大学院博士課程教育が大きな役割を果たします。日本では90年代に
大学院重点化が推進されましたが,社会の各分野の人材需要と大きなミスマッチがあり,その改革が長年の課題となっています。
我が国の大学院博士課程は,あまりにもアカデミック重視といわれますが,主な就職先として想定されてきた大学教員に必要な能力さえ,十分な訓練が行われていないのが実情ではないでしょうか。
ところで,アメリカでも同様な問題があり,90年代から学位取得向上プログラム等様々な博士課程教育改革が行われてきました。
日本の大学院教育改革も,大学院の大衆化がいち早く進んできたアメリカの動向をふまえて,戦略的に進められる必要があります。
おりしも,2011年に中教審答申『グローバル化社会の大学院教育』が公表され,大学院教育の実質が厳しく問われる第2ラウンドが始まろうとしています。
東北大学では,アメリカ大学院協会准副代表ダニエル・デネッケ氏,文部科学省大学改革推進室長樋口聰氏を招聘し,日米両国の大学院博士課程教育の今後について議論する機会を設けることに致しました。
大学院教育にかかわる教員,学長など管理者,関連省庁の政策担当者,企業の方々が広く御参集することをお願いします。

◆日英同時通訳/with simultaneous translation

◆プログラム
13:00~ 開会
13:20~ 講演1(60分) ダニエル・デネッケ(全米大学院協会准副代表)
〈質疑応答〉
14:55~ 講演2(60分) 樋口聰(文科省高等教育局大学振興課大学改革推進室長)
〈質疑応答〉
15:45~指定討論(20分) 小林信一(筑波大学大学研究センター・教授)
16:05~ ディスカッション(60分)

◇懇親会/Post-event gathering(17:30~)
会費/Fee:¥3,000
会場/Place:マルチメディア棟4階M401/Multimedia Complex 4FM401
 ※懇親会の会場が6階から4階へ変更になりました。

参照ファイル Reference File