当センター主催・共催行事
発表:中川 学 講師(高等教育開発推進センター・人文社会科学教育室,専門:日本近世史)
東日本大震災により古文書、美術工芸品、民具など多くの歴史的文化遺産が被災しました。これらの一部については、文化庁や博物館などの機関やNPO法人を中心に、研究者や学生などボランティアによる資料レスキューと保全活動が進められてきています。
本FDでは、基礎ゼミ「江戸時代を学ぼう」のなかで実施した、学生による被災古文書(泥や海水でダメージを受けた古文書類)の保全体験について報告します。具体的には、NPO法人・宮城歴史資料保全ネットワークにおいて、学生が取り組んだ保全作業の概要を紹介し、今、保全活動をおこなうことの意味を考えてみたいと思います。
※申込み不要。当日参加歓迎。お気軽にご参加ください。