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【PDP】研究者育成と研究倫理教育の課題-知識基盤社会における大学の責務

教育関係共同利用拠点提供プログラム  大学教員論 L-02

日時:2012年12月18日(火) 15:30~17:30
場所:東北大学川内北キャンパス マルチメディア教育研究棟4階M401

 ※会場が変更になりました。マルチメディア教育研究棟 
     6階 M6階ホール右側 ⇒ 4階 M401 


 当日参加も可能です。受付にてお申し出ください。

現代社会は,知識・情報・技術が政治・経済・文化などの活動の基盤として飛躍的に重要性を増す「知識基盤社会」へ急速に移行しています。その結果,世界的に科学技術研究への投資と産業の連携が強化されてきました。こうした状況で,私的独占になじまず公共財として扱われてきた学術研究の性格は変容し,研究者の行動規範も変容してきた。研究不正問題は、1981 年に米国下院科学技術委員会がとりあげて以来,競争的研究環境のもとで深刻な問題になっています。
日本においても,2000 年代に日本学術会議による報告,声明が公表されているが,諸外国の取り組みに比べると大きく立ち遅れています。単なる研究不正にとどまらず,研究倫理の確立と,学部・大学院教育での行動規範教育が求められています。
このたび,東北大学高等教育開発推進センターでは,The Collaborative Institutional Training Initiative (CITI)と連携して,インターネットによる行動規範教育の普及を,大学連携共同教育推進事業「研究者育成のための行動規範教育の標準化と教育システムの全国展開」を進めている市川家國信州大学特任教授をお招きし,研究者育成のための行動規範教育に関するセミナーを開催することに致しました。理系・文系を問わず,ぜひご参加ください。

■講師:
市川家國(信州大学医学部・特任教授)
小谷元子(東北大学・総長特別補佐(研究担当))


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