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【PDP】アメリカにおける産学連携―現状と課題(仙台会場)
"University-Industry Cooperation and the Innovative University in the U.S."

教育関係共同利用拠点提供プログラム  高等教育論 L-01

日時:2013年2月13日(水) 15:00-17:00
場所:東北大学川内北キャンパスマルチメディア教育研究棟M601(仙台市青葉区川内41)

会場が変更になりました。マルチメディア教育研究棟M401⇒M601(6階)

講演:Roger Geiger ロジャー・ガイガー
   (ペンシルバニア州立大学教育政策学科高等教育プログラム名誉教授)

 90 年代の高等教育の変動は,大学教員の役割変化と地位の低下,コアとなる大学自治の後退,学生の多様化,職業教育の重視,象牙の塔としての大学から,社会と連携した大学への変化は,科学者の自律性による研究倫理の維持から,政府・社会が関与する仕組みへの変化など近代の大学像の転換と言えるほど大きなものがあります。Learn the past, watch the present and create the future という言葉がありますが,大学史研究は,この大きな変動を,どのように捉えるのかが問われています。
 一方,アメリカにおける大学の変化は,白人男性中心の進学者から,女性・有色人種の進学者の拡大,公民権運動への参加,大学運営への教員・学生の参加と衰退,産学連携との結びつきと特許政策の展開など多面的であり,大学史研究は,20 世紀後半までを対象として活発に行われています。日本では,1968 年に大学史研究会が創設され,個別大学史編纂も進んでいますが,20 世紀後半の大学をどのように捉えるか,日本の一国史的な視点だけでなく,比較大学史の視点も求められています。
 このたび,東北大学高等教育開発推進センターでは,ペンシルベニア大学教授で,長くPerspectives on the History of Higher Education の編集者を務め,Knowledge & Money(2004) など高等教育政策にも造詣の深いロジャー・L・ガイガー氏を招き,セミナーを開催することに致しました。ぜひ多くのご参加をお待ちしております。

■ Language:English

参照ファイル Reference File