教育関係共同利用拠点提供プログラム 教授技術論 L-04
■ 申込締切:5月28日(火) ※受付は終了いたしました。
■ 定員:80名(事前登録制・先着順) ※当日受付はできかねますのでご了承ください。
※大学教育学会第35回大会へ参加の方は、申込みは不要です。
大学教育は,スクリーニング(選抜)としての効果や,学校歴のブランドによる効果ではなく,その実質が問われ,学習の成果が求められています。同時に,教育する側の理論に立ったカリキュラムや教育活動ではなく,学習者の視点から教育を捉え直すことが求められています。しかし,学習者を中心に教育活動を考えることは,大学教育全体の構造的変化を意味し,キャンパス空間全体の再構築,教員の役割の変化など,多くの課題が検討を必要としています。
本セミナーでは,「教育から学習への転換を支えるもの」をテーマとし,アメリカで高等教育コンサルタントとしてご活躍のディー・フィンク博士による講演,カリキュラムの観点から京都大学の松下佳代先生,学習環境の観点から山内裕平先生,マネジメントの観点から沖裕貴先生より話題を提供していただき,フロアのみなさまとより多角的な視点で,教育から学習への転換が意味することを考えていきたいと思います。ぜひご参加ください。
なお,本セミナーは,同期間中に開催されている大学教育学会第35回全国大会の基調講演およびシンポジウムをPDPとして公開するものです。