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行動規範教育(CITI Japan プログラム)

教育関係共同利用拠点提供プログラム  

【趣旨】大学に対する社会的需要が高まり,学問研究,科学・技術の規模が拡大するにつれ,研究倫理の確立が,世界的に求められるようになってきました。2000年代には,世界的に研究不正の定義や倫理の確立の取り組みが進みました。2007年に第1回学問的誠実性に関する世界会議(リスボン)が開催されて以来,3回の世界会議が開催されました。
世界的に,研究者の必須要件として研究倫理に関する学習の強化が進んでいます。アメリカでは,NIH(国立衛生研究所)が,研究費の申請にあたって,「責任ある研究行為」(Responsible conduct of Research)のプログラム履修を義務付けており,研究倫理の学習が,研究費申請や教員ポストへの応募条件となる時代を迎えています。
東北大学高等教育開発推進センターは,大学間連携事業「研究者育成のための行動規範教育の標準化と教育システムの全国展開」と連携し,インターネットによるCITI Japan プログラムの受講者を募集します。同プログラムは,アメリカの医学系大学を中心に開発され,世界ランキング50位までの医学部中30機関が利用する世界で最も普及しているプログラムであり,連携事業によって日本向けにカスタマイズされたものです。
ぜひ,CITI Japan プログラムを受講いただき,大学教員の専門性の中核である研究倫理の向上の機会として下さい。

【内容】専門分野を超えて共通する「責任ある研究行為・基盤編」で,「責任ある研究行為」,「科学分野のミスコンダクト」,「データの扱い,「盗用」,「利益相反」,「オーサーシップ」,「ピア・レビュー」,「共同研究のルール」,「メンタリング」,「公的研究資金の取り扱い」の10 の単元からなります(テストを含め15分程度)。インターネットを通じての学習で最後にテストを行いますので,理解が確かめられます。

【対象】東北大学教職員,同大学院生

【定員】40名(先着順)
   ※定員に達した時点で,下記申込フォームは非表示となります。

【募集期間】2013年6月4日(火)~28日(金)

【受講期間】2013年7月下旬~2014年2月末まで

※受講方法などの詳細は,受講者へ後日通知します。