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【PDP】PBLの原理と応用-公募制・教養教育PBL同志社大学プロジェクト科目を中心に-

教育関係共同利用拠点提供プログラム  学習指導法 S-01

日時:2013年 9月 6日(金)14:00~17:00
場所:東北大学川内北キャンパス マルチメディア教育棟M401

 ※ 受付を停止いたしました。

同志社大学では、プロジェクト科目(全20〜25科目)を2006年度から開講している。本科目の最大の特徴は、テーマの公募制と全学設置の教養教育PBLにある。今回は、その実践を踏まえて、PBLにおけるプロジェクトの重層構造(プロジェクト遂行プロセスとコミュニティ形成プロセス)、評価を内在したプログラムとしてのPBL、プロジェクトを通して学び方を学ぶPBL(「知識・技法・態度」の学習)、研究のサイクル(調査・企画・立案・計画・実行・省察)を学生が回すPBL、リアリティーのある教材としての現場(リアルな現場ではなく、教育環境としてのフィールド)のPBLなど、PBLの目的・方法・構造、成否の要因についての整理を行う。さらに具体的にPBLの運営の問題として、テーマ教材、プログラム設計、適度な競争原理とチーム編成、ネットワーク型デジタル・ポートフォリオ(CNS)、TASAによるプロジェクト支援、教職協同による科目運営体制の問題などについても触れる。
なお、今回は、専門教育PBL(初年次教育)の実践についても紹介する。主体的な学習・研究をもたらすPBLについて具体的なサンプルを提示して意見交換していきたい。


講師:山田 和人( 同志社大学 PBL推進支援センター長・文学部教授 )


【プログラム】
14:00~14:05 開会挨拶
14:05~14:15 はじめに
14:15~14:55 教養教育PBLに関する講演
14:55~15:25 専門教育(初年次教育)PBLに関する講演
15:25~15:35 休憩
15:35~16:05 PBLとポートフォリオ(評価指標)ケーススタディ
16:05~16:45 PBLの学習効果と今後の課題をめぐるディスカッション
16:45~16:55 まとめ
16:55~17:00 閉会挨拶    


【問い合わせ】
東北大学高大学教育支援センター
Tel: 022-795-4471(DI)
E-mail:iehe-seminar@g-mail.tohoku-university.jp  




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