教育関係共同利用拠点提供プログラム 教授技術論 L-04
みなさんはどのように教育活動に取り組んでいますか?授業準備にはどれくらいの時間をかけ,どのように改善に取り組んでいるでしょうか。大学教員になり,まだ授業をやりなれない間は,教育活動について試行錯誤し,苦労するものです。
そこで,本セミナーでは,オーストラリア・メルボルン大学の高等教育研究センターから招聘した経験豊かな講師陣らとともに,シラバス設計を通して教育活動を見直す機会を提供します。シラバスとは,15回の授業概要や評価の指標,課題などを学生に対して示すコミュニケーションツールですが,同時に,教員にとっては授業の設計図であるともいえます。一度綿密に設計しておけば,それをもとにして改善を加えて行くことが容易になります。教授法,学習,授業設計などに関する理論を学び,それらを反映したシラバス作りを通して,学生の学びを促進するような授業設計の実現を目指します。
セミナー中には,講師陣によるシラバスコンサルテーションや,他の参加者との情報交換の機会も予定されています。
みなさんのご参加をお待ちしています。
※なお、本セミナーは、東北大学新任教員プログラム(Tohoku U. NFP)の一環として提供されます。
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【応募資格】 現在日本の大学に勤務している45歳以下の教員(ただし教員歴8年以下まで)。国籍は問いません。
【申込期限】 2013年10月15日(火)
【募集人数】 12名程度 ※先着順
【コース概要】 シラバス開発を中心に,教授・学習理論,評価,研究指導など教育活動の基礎理論を学びます。
参加者は,コースで学ぶ内容を反映しつつ自身のシラバスを改善していきます。
(1) 教授・学習,授業設計の基礎理論
(2) 教授学習活動,評価方法のデザイン
(3) 効果的なフィードバックの方法
(4) 研究指導の臨み方
(5) シラバスコンサルテーション
講師:メルボルン大学高等教育研究センター
ソフィー・アコーディス(センター長代理/准教授)/チ・バック(講師)
【使用言語】 セミナーは主に英語(通訳なし)で実施するため,英語によるコミュニケーション能力が求められます。
【参加保証料】 25,000円
※参加保証料として,当日受付にて徴収させていただきます。
参加費は8,000円とし,差額(17,000円)は,研修終了後に指定銀行口座へ振込返金いたします。
(東北大学川内北キャンパスまでの交通費は自己負担)
【参加にあたって】 宿泊は,他の参加者との相部屋となります。途中帰宅や部分参加はできません。
また,申込受付後に指示する事前提出課題への取組みが必要となります。
【お問合せ先】 東北大学高等教育開発推進センター 大学教育支援センター 担当:今野・百瀬
〒980−8576 仙台市青葉区川内41
TEL: 022-795-4471 FAX: 022-795-4749
Email: tu-pffp@m.he.tohoku.ac.jp
URL: http://www.he.tohoku.ac.jp/
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※ お申込みは、こちらから。