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【PDP】データに基づく教育改善

教育関係共同利用拠点提供プログラム  教育マネジメント M-03

日時:2013年12月21日(土) 13:30-17:30
場所:東北大学川内北キャンパス 講義棟A棟A101


 ※ 受付を停止いたしました。

各大学が展開する教育・学習活動の「組織」的なマネジメントや改善には,どのような仕組みが必要なのでしょうか。今,現場でその役割を担い,主導できる人材へのニーズが高まっています。そのような人材には組織マネジメント力やリーダーシップが求められますが,それらが有効に機能するには,教育現場で学生が何をどう学び,どんな成果を上げているのかを,関係する情報やデータを用いて可視化していくことがますます必要になってきています。つまり,効果的な教育マネジメントには機関調査(Institutional Research)の必要性が高まってきているのです。
本セミナーでは,立命館大学と愛媛大学から講師をお招きし,それぞれの大学における学生調査・学習調査の実施と活用の方法や課題についてお話しいただき,参加者との議論を通して,データに基づく教育改善の可能性を探ります。また,後半ではワークショップを開催いたします。先ごろ刊行された,中井・鳥居・藤井編『大学のIR Q&A』(玉川大学出版部)を用いて,IRに係る諸活動の有効性を高めるために必要となる「リサーチ・クエスチョン」をいかに設定し,提示していくのかについてワークを通して考えます。各大学で教育改善に取り組まれている関係者の積極的なご参加をお待ちしています。

【定員】ワークショップのみ40名

【注意事項】
ワークショップ参加者は,『大学のIR Q&A』(中井俊樹・鳥居朋子・藤井都百編,玉川大学出版部)を持参すること。
※書籍名をクリックするとamazonの購入ページにリンクします。

【プログラム】
[開会挨拶] 13:30 杉本和弘(東北大学高等教育開発推進センター・准教授)
[講 演 1] 13:35 山田剛史(愛媛大学教育・学生支援機構・准教授)
 「データに基づく教学改革をどのように進めるか -アセスメントの5ステップ-」
[質疑応答] 14:15
[講 演 2] 14:30 鳥居朋子(立命館大学教育開発推進機構・教授)
 「IRを活用した教育改善へのステップ」
[質疑応答] 15:10
[休  憩] 15:25
[ワークショップ] 15:35 川那部隆司(立命館大学教育開発推進機構・准教授)・鳥居朋子
 「IRのためのリサーチ・クエスチョンの導き方」
[閉会挨拶] 17:30 杉本和弘

※なお,本セミナーは,履修証明プログラム「大学教育人材育成プログラム(EMLP)」の一環としても提供されます。

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◆同日開催予定PDP◆

「大学の教育マネジメントをどう進めるか -新・大学管理運営論- 」

講師:羽田貴史(東北大学大学教育支援センター長/高等教育開発推進センター教授)
   
※詳細は、こちらから。
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■お問合せ:東北大学大学教育支援センター
tel 022-795-4471 fax 022-795-4749
email iehe-seminar@g-mail.tohoku-university.jp

参照ファイル Reference File