教育関係共同利用拠点提供プログラム 学習指導法 S-01
※ 事前申込を終了いたしました。当日参加も可能ですので、直接会場にお越しください。
【趣旨】
社会人に求められる能力は多様化しています。専門的知識は最も重要な能力ですが、その他に専門性を高める能力、例えばコミュニケーション力、マネジメント力、分析力、そして自己管理力なども重要な能力です。この専門性をさらに高める能力の育成が人間教育の一面であり、体育は人間性を培う要素をふんだんに含んでいます。しかし学術的に確信がある教員は少なく、また能力向上につなげる具体的な方法はあまり知られていません。そこでこのプログラムでは体育を通して培われる人間性について具体的な事例報告や課題を交えながら先駆者の先生方にご講演を頂きます。
【プログラム】
13:00 – 13:10
開会挨拶
羽田 貴史(高度教養教育・学生支援機構 副機構長)
13:10 - 13:55
講演1
体育科教育において育成される人間の能力
-小・中学校の授業研究の事例から-
木原 成一郎(広島大学教育学研究科 教授)
13:55 - 14:40
講演2
大学設置基準大綱化後の大学体育の現状と課題
小林 勝法(文教大学国際学部 教授)
14:40 – 14:50 休憩
14:50 – 15:25
事例報告1
東京大学における体育授業改善の視点
大築 立志(東京大学 名誉教授)
15:10 – 15:40
事例報告2
京都大学における保健体育教育を通した人間教育
-自己信頼性と社会的交流性を育てる健康教育・スポーツ教育の実践-
田中 真介(京都大学国際高等教育院 准教授)
16:00 – 16:35
事例報告3
愛媛大学における体育授業改革の取り組みと現状
浅井 英典(愛媛大学教育学部 教授)
16:35 – 17:20
総合討論
17:20 – 17:30
まとめ
永富 良一(東北大学 保健体育科目委員長)
主催:東北大学高度教養教育・学生支援機構