教育関係共同利用拠点提供プログラム 学習指導法 S-01
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【趣旨】
数理科学は,数学・統計学など独立した学問分野というだけでなく,自然科学に止まらず,あらゆる学問において活用されるとともに,複雑化した現代社会を生きる上で,現代人の教養として不可欠のものです。諸外国においては,初等教育から高等教育までSTEM(Science, Technology, Engineering and Mathematics)が推進されているが,日本においては高学年になるにしたがって数学嫌いが増加しています。日本学術会議数理科学委員会報告「大学教育の分野別質保証のための教育課程編成上の参照基準 数理科学分野」を共通の素材とし,数理科学教育の重要性を認識するとともに,大学において数理科学教育を発展させる実践を共有します。
【プログラム】
13:00-13:05 開会挨拶
森田 康夫 (東北大学高度教養教育・学生支援機構 総長特命教授/日本学術会議数理科学委員会 副委員長)
文部科学省
13:05-13:35 報告1
「日本の数理科学教育の現状と課題」
長崎 栄三 (国立教育政策研究所 名誉所員)
13:35-14:05 報告2
「大学における統計科学・データサイエンス教育の課題と展望」
渡辺美智子 (慶應義塾大学大学院健康マネジメント研究科 教授)
14:05-14:35 報告3
「教育学教育の課題 -エビデンスを支える教育測定学から-」
柴山 直 (東北大学大学院教育学研究科 教授)
14:35-14:45 休憩
14:45-15:15 報告4
「社会学における数理科学教育の現状と課題」
盛山 和夫 (関西学院大学大学院社会学研究科 教授)
15:15-15:45 報告5
「経済学と数理科学教育の課題」
秋田 次郎 (東北大学大学院経済学研究科 教授)
15:45-16:15 報告6
「大学教育における数理科学教育の現状と課題」
宇野 勝博 (大阪大学大学院理学研究科 教授)
16:15-16:25 休憩
16:25-17:25 質疑・討論60分
17:25-17:30 閉会挨拶
羽田 貴史 (東北大学高度教養教育・学生支援機構 副機構長)
司会 高橋哲也 (大阪府立大学高等教育推進機構 副機構長)
浪川幸彦 (椙山女学園大学教育学部 教授)
【主催】東北大学高度教養教育・学生支援機構
【後援】日本学術会議
日本数学会
大学教育学会
日本高等教育学会
※なお,本セミナーは専門教育指導力育成プログラム(DTP)の一環としても提供されます。
【連絡・問合せ先】
東北大学高度教養教育・学生支援機構 大学教育支援センター
tel: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@g-mail.tohoku-university.jp