高度教養教育・学生支援機構主催・共催行事
※事前申込を締め切らせていただきましたが、当日参加も可能です。直接会場にお越しください。
【趣旨】
同世代の50%が大学に進学し、国境を越えて学生が移動して学習する現代社会において、大学教育は大きな課題に直面しています。一足先に大衆化した高校教育は、大学進学のみを目的としないために多様化し、大学での学習との接続関係が崩れてきました。グローバル化時代には、海外の中等教育を修了した入学者が増加し、大学教育が今まで前提としてきた入学前学力が著しく多様化しました。
また、大学院が拡大し、東北大学では理系学部の90%、全体でも60%以上が大学院に進学しますが、最先端の研究とそれを支える幅広い専門性や教養をどうバランスをとってカリキュラムに配分するかが大きな問題になっています。
これらの課題は、日本だけではありません。東北大学高度教養教育・学生支援機構では、オーストラリア・メルボルン大学名誉教授・元教育担当副学長として、世界的に注目されるメルボルン大学の教育改革をリードし、オーストラリアの大学教育改革に詳しいピーター・マクフィー氏を客員教授にお迎えしました。この機会に、オーストラリア・メルボルン大学の取り組みについて講演をお願いするとともに、東北大学の事例とを合わせ、グローバル化時代における大学教育のあり方を論議いたします。同時通訳を用意しますので、どなたでもぜひご参加ください。
【プログラム】
13:00-13:10 開会挨拶
花輪 公雄 東北大学理事(教育・学生支援・教育国際交流担当)/高度教養教育・学生支援機構長/学務審議会委員長
13:10-14:10 講演
ピーター・マクフィー メルボルン大学名誉教授/元筆頭副学長
14:10-14:25 指定討論1
山口 昌弘 東北大学グローバルラーニングセンター長/総長特別補佐(国際交流)
14:25-14:40 指定討論2
小笠原 正明 北海道大学名誉教授/大学教育学会会長
14:40-15:25 討論
15:25-15:30 閉会挨拶
羽田 貴史 東北大学高度教養教育・学生支援機構副機構長/総長特別補佐(研究倫理)
司会:杉本和弘 東北大学高度教養教育・学生支援機構 大学教育支援センター副センター長
【同時通訳】
あり(日英)
【主催】
東北大学 高度教養教育・学生支援機構 グローバルラーニングセンター/大学教育支援センター
【お問合せ】
東北大学高度教養教育・学生支援機構 大学教育支援センター
担当:機構事務室 齋藤
Tel: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@g-mail.tohoku-university.jp