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東北大学・高度教養教育開発推進事業・セミナー:EUの言語教育政策における「複言語主義」 ― その可能性と直面する問題 ―

 

日時:平成28年3月4日(金)
場所:東北大学川内北キャンパス マルチメディア教育研究棟6階 大ホール

EUの言語教育政策の指針CEFR(ヨーロッパ共通参照枠)。その基盤をなすのが「複言語主義」である。それは、言語を文化と一体化したものと捉え、個人が複数の言語の学修を通して多様な文化体験を持つことで、多様な言語や文化との出会いに対応可能な姿勢と能力と自信とを涵養する、という考え方だ。日本における外国語学習にも複言語主義は大きな示唆を与えており、先進的な試みも行われている。
本セミナーでは、中等および高等教育機関等で外国語教育に携わる教員等を念頭に、EUの言語教育政策における複言語主義の可能性および直面する問題について、この分野の研究の第一人者と意見交換を行い、日本の外国語教育における複言語主義の可能性についても考える。

14:00
挨拶と趣旨説明
14:05~15:0
講演1「CAN-DOリストから複言語主義へ」
西山教行 京都大学大学院人間・環境学研究科教授
15:15~16:15
講演2 「言語種と学部・学校の壁を超えて―慶應義塾におけるCEFRをモデルとした議論と行動の共通の場作りについて・」
境 一三 慶應義塾大学経済学部教授
16:25~17:25
質疑応答と討議

主催:東北大学高度教養教育開発推進事業プロジェクトチーム
   (グローバル共生社会の理解を重視した、高校における非英語外国語教育導入プログラムの開発)

お問合せ: kyoko.fujita.e5(at)tohoku.ac.jp (藤田恭子/国際文化研究科)

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