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第29回正午PD会「課外・ボランティア活動支援から、人権と 多様性が尊重されるキャンパス空間の創出へ」

教育関係共同利用拠点提供プログラム  

日時:6月8日(水)12:10〜12:50 (40分間:発表25分、質疑応答15分)
場所:東北大学川内北キャンパス 川北合同研究棟 101ラウンジ

〈発表〉
藤室 玲治 特任准教授(日本近現代史)
江口 怜 特任助教(日本教育史、人権教育)
課外・ボランティア活動支援センター

 国立大学での「課外活動」や「ボランティア活動」への支援は、「支援」と称しているものの、実際には管理規制やクレーム対応であることがほとんどです。課外・ボランティア活動への教育的な関与は、熱心な教職員の個人的な努力に留まってしまうのが現状です。高教機構の中にある「課外・ボランティア活動支援センター」としては、こうした現状を打破し、他大学にとってもモデルとなる、学生を真の意味でエンパワーしつづける、持続可能な学生支援体制とプログラムを開発・実践することが課されています。
 そこで今回は、熊本地震への支援活動や6年目を迎えた東日本大震災の被災地での学生ボランティア活動の課題について報告した上で、センターに新たに着任した江口特任助教から、課外・ボランティア活動の支援を通しての人権教育の可能性についてお話していただきます。学生が自分の人権感覚を鍛え、多様性を尊重するキャンパス空間を創出する主体へと育っていく、そのプロセスに教職員はどのように関わるのか? みなさんと一緒に考えていければと思います。

【問い合わせ先】
学際融合教育推進センター 中川 学
E-mail: manabun@m.tohoku.ac.jp

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