高度教養教育・学生支援機構主催・共催行事
【申込受付を延長します。申込をされる方は下記フォームよりお申込みください。】
※このセミナーは日本学生相談学会(学生相談1DAYセミナー)との共催で開催されます。
LGBTIの子どもたちはクラスに2〜3人はいるとされ,自殺企図,抑うつの発生率も高いとされる.教育の場でのセクシュアルマイノリティの学生の権利保障と支援の問題が今日的課題として浮上している.義務教育段階ではすでに取り組みがはじまっているが,大学等の高等教育機関においても,米国の大学等での先行的議論を踏まえつつ,この問題にどのように向き合うか問われている.
本事業は,こうした学生に対する大学等の教育機関における教育の権利保障と学生支援について大学等の教職員で学び合う機会として,学内外の大学等教職員を対象に実施するものである.
【プログラム】 *プログラムは若干の変更をする場合があります。
12:30~13:00 受 付
13:00~13:10 開 会・オリエンテーション
13:10~16:00 講 演 Ⅰ「セクシュアルマイノリティと学生生活(仮題)」
講 師:石丸径一郎氏(東京大学大学院教育学研究科専任講師)
講 演 Ⅱ「大学内の多様な性~性同一性障害を中心に」
講 師:虎井まさ衛氏(立教大学文学部兼任講師・東京学芸大学非常勤講師)
16:00~16:15 休 憩
16:15~16:30 報 告 「大学の支援について」 研修委員
16:30~17:15 グループディスカッション
17:15~18:00 全体討論
閉 会
18:10~20:00 懇親会
【講師紹介】
〔講演Ⅰ〕 石丸径一郎氏
1999年東京大学教育学部卒業、2006年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース修了。臨床心理士、日本性科学会副幹事長、GID(性同一性障害)学会理事。人間の性の健康に関するテーマ全般に関心があり、現在は特に、性同一性障害や同性愛などLGBTに関する領域で研究と臨床実践を行っている。
〔講演Ⅱ〕 虎井まさ衛氏
著述業。性同一性障害当事者・研究者・支援者のためのミニコミ誌『FTMに日本』を、16年間主宰。幼児期より性同一性障害に悩み、大学卒業後、渡米して性別適合手術を受け、その後1987年より、著述・講演など啓発活動を始める。『3年B組金八先生』第6シリーズへの協力以降、若い当事者とのかかわりが増え続けている。
申込み締め切り:7月29日(金)→申込み受付を延長しました
参加費:無料
参加資格:東北地区の大学・短期大学・高等専門学校の教職員
(※学生の参加はできません)
<問い合わせ先>
東北大学学生相談・特別支援センター 吉武清實・佐藤静香
gakuso@ihe.tohoku.ac.jp tel:022-795-7833