教育関係共同利用拠点提供プログラム 学習指導法 S-01
【趣旨】
ドイツ語は,フランス語と並んで大学における非英語外国語教育の中でも伝統があり,専門教育の基礎となるだけでなく,ヨーロッパに目を開き,国際的視点を身に着けるための言語として定着しています。多文化教育の基盤としても,ドイツ語教育の重要性は減ずるものではありません。一方,大学のドイツ語専任教員数は年々減少傾向にあり,また日本の大学では,ドイツ語教育の方法論を体系的に学べる大学院や教員研修の機会はごく限られています。時代のニーズを踏まえドイツ語教育の質を高めていくには教員研修プログラムを充実させていく必要があり,そのひとつの試みとして今回のワークショップでは,自律的学習を促すためにどのようなドイツ語授業が可能か,また学習者はどのようにドイツ語授業を捉えているかについて,参加者の皆様と一緒に考えます。なお本ワークショップは,東北大学高度教養教育・学生支援機構の教育関係共同利用拠点事業の一環として,大学教育支援センター及び言語・文化教育センターの共同の取り組みにより実施されるものです。
【定員】40名 ※先着順
【対象】日本の大学に勤務し,ドイツ語教育に携わっている常勤・非常勤の教員。または,ドイツ語教員を目指している大学院生。
【参加費】無料
【プログラム】
10:00-10:10 開会挨拶
杉浦 謙介(東北大学外国語委員会副委員長)
10:10-12:00 ワークショップ1
「自律的学習を促す練習形態・作業形態」
境 一三(慶應義塾大学経済学部 教授)
森田 昌美(神戸学院大学共通教育センター 准教授)
12:00-13:00 昼休み
13:00-14:50 ワークショップ2
「動機づけとストラテジーの活性化を促すドイツ語授業
-学習者の視点から-」
藤原三枝子(甲南大学国際言語文化センター 教授)
太田 達也(南山大学外国語学部 教授)
14:50-15:10 まとめ
境 一三・森田昌美・藤原三枝子・太田達也
15:10-15:15 閉会挨拶
吉本 啓(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 言語・文化教育センター副センター長)
【主催】
東北大学高度教養教育・学生支援機構 言語・文化教育センター,大学教育支援センター
※なお,本セミナーは専門教育指導力育成プログラム(DTP)の一環としても提供されます。
【連絡・問合せ先】
東北大学高度教養教育・学生支援機構 大学教育支援センター
tel: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@g-mail.tohoku-university.jp