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高大連携英語教育セミナー2016「新しい日本の英語教育の方向性―英語学習は受信型から4技能の時代へ」

高度教養教育・学生支援機構主催・共催行事  

日時:2017年1月29日(日)13:00~17:00
場所:東北大学川内北キャンパス マルチメディア教育研究棟6階 大ホール(仙台市地下鉄東西線川内駅から徒歩1分)

本セミナーでは、日本における英語教育の第一人者として活躍されている安河内哲也氏をお招きし、高等学校と大学が連携して5年間で生徒・学生の英語運用能力を伸ばす実践のあり方について考えます。グローバル時代を迎え、英語学習のトレンドは、リーディング・リスニング主体の受信型技能から、スピーキング・ライティングといった発信型技能を加えた、4技能をバランスよく学習する方向へと変化しています。グローバル視点での英語学習のトレンドを踏まえつつ、実践的な英語学習を推進していくには、どのようにする必要があるのでしょうか。全国の高等学校教員、大学教員、教育関連企業などの関係者が一堂に会し、東北大学における英語教育の取り組みを踏まえながら、高大5年間でどのように英語運用能力を育成できるか、そのために必要とされる指導はどのようなものなのかについて議論を深めます。

【基調講演者プロフィール】
安河内 哲也 Tetsuya Yasukochi
東進ハイスクール・東進ビジネスクールのネットワーク、各種教育関連機関での講演活動を通じて実用英語教育の普及活動をしている。特に各種4技能試験の普及活動にも熱心に取り組んでいる。文部科学省の審議会において委員を務め、大学入試への4技能試験導入に向けて積極的に活動中。TOEICスコアは1390点満点 (LR+SW)。英語検1級、国連英検特A級、通訳案内業能力検定1級の資格を持つ。帰国子女でもなく、長期留学経験もないが、独自の音読自動化学習法で英語を習得した。2014年には、国際コミュニケーションの頂上決戦 ICEE で優勝。安河内式トレーニングに基づいて英語を習得した教え子たちは、難関大学に多数合格するだけでなく、英語教育や国際交流、ビジネスの場で多く活躍している。執筆活動に関しては、これまで、ベストセラービジネス書(「勉強の手帳」(あさ出版)「できる人の教え方」(中経出版)等)、及び参考書を多数執筆した。発行部数は350万部を超える。

【プログラム】
司会:北原 良夫(東北大学 言語・文化教育センター 教授)
13:00~13:05 開会挨拶:安藤 晃(東北大学 高度教養教育・学生支援機構副機構長、言語・文化教育センター長)
13:05~14:00 基調講演:「4技能試験の導入~大学のグローバル化に備えるために~」
            安河内 哲也
14:00~15:30 報告1:「4技能と英語のセンスを高める授業改革~Before & After全てお話します~」
            西山 哲郎(東大寺学園中・高等学校 教諭)
       報告2:「進学校と普通校では何が違うか? ~意欲・学力の違いと指導方法のバリエーション~」
            大槻 欣史(宮城県名取北高等学校 教諭)
       報告3:「掴んで・離さず・その気にさせる ICT活用法」
            唐澤 博(浦和実業学園高校 教諭)
15:30~15:40 休憩
15:40~16:30 報告4:「大学に期待する英語教育―東北大学での実践事例」
            橘 由加(東北大学 言語・文化教育センター 教授)
            Richard Meres (東北大学 言語・文化教育センター 講師)
       報告5:「工学部におけるTOEFL ITP スコアアップを通じた英語運用能力の向上」
            安藤 晃(東北大学 高度教養教育・学生支援機構副機構長、言語・文化教育センター長)
16:30~17:00 全体討論
18:00~    懇親会(会費:3,000円 会場:川北合同研究棟101CAHEラウンジ)※懇親会申込み締切:1/20(金)

主催:東北大学高度教養教育・学生支援機構 言語・文化教育センター

【お問合せ先】
東北大学教育・学生支援部教務課全学教育企画係
TEL. 022-795-7578 E-mail. kyom-k@grp.tohoku.ac.jp

参照ファイル Reference File