詳細・申込み Event Detail & Registration

第37回正午PD会「ビッグヒストリーで紡ぐ社会と自然科学」
Big History and its interdisciplinary connections between society and science

教育関係共同利用拠点提供プログラム  

日時:2017年1月18日(水)12:10〜12:50 (40分間:発表25分、質疑応答15分)
場所:東北大学川内北キャンパス 川北合同研究棟1階 101ラウンジ

発表:中村教博 教授
高度教養教育・学生支援機構 教育内容開発部門
専門:地球惑星電磁気学

自然現象の発生を予測することは難しい。それは自然現象がどのような原理で起こるのかわからないことが多いためです。そのため、自然科学では先人が解明した原理を利用することに加えて、観測や実験も行い予測します。しかし、2011年に発生した千年に一度の巨大地震のように、これまで観測したこともなく、現象が複雑で実験すらできない自然現象もあります。このような未知の現象を理解したいとき、歴史に目を向けることがあります。様々な社会問題も歴史を振り返ることで問題の全体像を浮き彫りにして、解決の糸口が見いだせることがあります。本講演では宇宙・地球の誕生から現在に至るビッグヒストリーについて、先史以前の歴史がどのような科学的な原理に基づいて編まれてきたかを紹介しつつ、未来予測における歴史観の重要性と、自然科学と社会問題とのつながりについてご議論させていただければと思います。

申込不要
当日参加歓迎
お気軽にご参加下さい。


【問い合わせ先】
高度教養教育・学生支援機構
学際融合教育推進センター 藤本敏彦
E-mail:tfujimoto@m.tohoku.ac.jp
Tel:795-7769

参照ファイル Reference File