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第39回正午PD会『ドン・キホーテ』の狂気を読む
Brief considerations about the sanity of “Don Quijote”

高度教養教育・学生支援機構主催・共催行事  

日時:2017年2月1日(水)12:10-12:50(40分間:発表25分、質疑応答15分)
場所:東北大学川内北キャンパス 川北合同研究棟101ラウンジ

講師:田林 洋一 准教授
   高度教養教育・学生支援機構 言語・文化教育センター
専門:スペイン語学、言語学、スペイン語圏地域研究

『機知に富んだ郷士ドン・キホーテ・デ・ラ・マンチャ』はスペインの小説家ミゲル・デ・セルバンテスによって1605年に前篇、1615年に後篇が発表された小説である。『ドン・キホーテ』は、ラ・マンチャ地方に住む郷士が騎士道物語を読みすぎて正気を失い、自分を遍歴の騎士と思い込んで、従者サンチョ・パンサを連れて旅に出る物語である。「聖書の次に読まれる」と称されるほどの古典的傑作であるのに、日本では「ドン・キホーテ」という名前だけが独り歩きしてしまい、実際に小説そのものが読まれることは少ない。本発表では『ドン・キホーテ』の簡単な紹介をするとともに、『ドン・キホーテ』の根幹をなす「狂気」について考察することを目的とする。

申込不要
当日参加歓迎
お気軽にご参加下さい。

問い合わせ先:
 学際融合教育推進センター 山内 保典
E-mail: yamanouchi[a]tohoku.ac.jp

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