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第45回正午PD会「スペイン語の与格の振る舞いに対する「意図性」～se le V構文の考察～」
The intentionality to the behaviors of the datives in Spanish –Considerations of the construction “S le V”

　

日時：7月12日（水）12:10〜12:50 （40分間：発表25分、質疑応答15分）
場所：東北大学川内北キャンパス川北合同研究棟101ラウンジ

発表：田林　洋一　准教授
高度教養教育・学生支援機構　言語文化教育センター
専門：スペイン語学、言語学、スペイン語圏文化

スペイン語には、行為者の「非意図性」を表すse le V構文と呼ばれる特殊な構文がある。この構文は、行為者（人）は与格の位置に生起し、行為の対象となる「モノ」は主語の位置に現れることを最大の特徴としており、他のラテン系・ゲルマン系の言語に類似の構文は見出せない。本発表では、スペイン語に特有のse le V構文を、日本語の「迷惑受身」と絡めて、行為者の「意図性」という観点から分析する。また、文が表わす事象に対する行為者の「責任」や「利害」が、スペイン語と日本語でどのように表現されるのかも同時に考察したい。

※申込み不要。当日参加歓迎。

【問い合わせ先】
学際融合教育推進センター　中川　学
E-mail： manabun@m.tohoku.ac.jp

参照ファイル　Reference File