教育関係共同利用拠点提供プログラム 組織運営論 M-01
※事前申込を終了いたしました。当日参加も可能ですので、受付にてお申し出ください。
我が国では、グローバル化時代における低成長経済と人口減少社会の閉塞感の中、イノベーション創出の基盤を担うべき大学に対する期待が増大しています。大学の研究のみならず教育についても、イノベーションが求められています。そのためには、大学組織もイノベーティブな組織へと変わらなければならないのかもしれません。
政府主導の大学ガバナンス改革は、専ら学長のリーダーシップや全学的マネジメントを強調する趨勢にありますが、果たして現在の改革はイノベーションにプラスになるとのエビデンス(科学的根拠)に基づいているのでしょうか。この問いに答えるべき高等教育研究は、先行する政策に振り回されながら、関係学会内部でのタコツボ的議論に終始してきた面があります。
本セミナーは、組織論(経営学)及びリーダーシップ論(組織心理学)に関する先端的研究で知られる二人の専門家をお招きし、各領域でのエビデンスの蓄積に基づき、大学を創造的・革新的にするための組織やリーダーシップのあり方について、縦横無尽に語っていただきます。
【プログラム】
13:00-13:05 開会挨拶
羽田 貴史(東北大学大学教育支援センター長、高度教養教育・学生支援機構 教授)
13:05-13:15 趣旨説明
大森 不二雄(東北大学高度教養教育・学生支援機構 教授)
13:15-14:05 講演1
「組織論から見た大学ガバナンス」
青島 矢一(一橋大イノベーション研究センター 教授)
14:05-14:15 休憩
14:15-15:05 講演2
「リーダーシップ論から見た大学のガバナンス」
高橋 潔(立命館大学 総合心理学部 教授)
15:05-15:55 ディスカッション
15:55-16:00 閉会挨拶
羽田 貴史
司会進行:杉本和弘(東北大学高度教養教育・学生支援機構 教授)
【問合せ】
東北大学高度教養教育・学生支援機構
大学教育支援センター 担当:稲田
Email: iehe-seminar@g-mail.tohoku-university.jp (申込専用)
Tel: 022-795-4471