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【PDP】日本の高等教育政策

教育関係共同利用拠点提供プログラム  高等教育論 L-01

日時:2018年2月17日(土) 10:00-12:00 (受付: 9:30-)
場所:東北大学 川内北キャンパス教育・学生総合支援センター東棟4階 大会議室

講師:羽田 貴史(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)

※ 申込み多数のため参加申込みを終了いたしました。

【趣旨】
日本の高等教育を,どのように望ましい姿に変え,個人・社会と人類社会に貢献する役割を果たすようにするかは,大学管理者・教職員はじめ大学人はもちろん,政治・経済・文化界といった大状況だけでなく,私たち個人や家族も含めた日本国民すべての課題である。しかし,様々な利害を調整してあるべき姿を追求する高等教育政策は,規制緩和を旗印にしたこの20年間混迷を深めてきた。そればかりか,経済再生ができないのも大学教育が悪いから,大学が悪いのは,企業的経営を採用しない大学人が悪いから,と他者を論難すれば自分が正当であるかのような大学叩きも止むことがない。そんなに経営主義が立派なら,日本の企業ももっと業績があがりそうなものだが。本セミナーでは,戦後70年を踏まえて,規制緩和以降の20年間の高等教育政策を素描し,政府・政党・高等教育研究者の病理現象を論じる。ただし,治療薬は今のところ見つかっていない。

【プログラム】
10:00-10:05 開会挨拶
      大森不二雄(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 大学教育支援センター長 / 教授)
10:05-11:25 講 演「日本の高等教育政策 --混迷の20年」
      羽田 貴史(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教授)
11:25-11:55 質疑応答
11:55-12:00 閉会挨拶
      杉本 和弘(東北大学 高度教養教育・学生支援機構 教育評価分析センター長 / 教授)

※なお,本セミナーはアカデミック・リーダー育成プログラム(LAD)の一環として提供されます。


【連絡・お問合せ】
東北大学 高度教養教育・学生支援機構
大学教育支援センター
TEL: 022-795-4471
Email: iehe-seminar@g-mail.tohoku-university.jp

参照ファイル Reference File