理系PIをめざすための準備プログラム

理系のラボ主宰者(Principal Investigator: PI)を目指す研究者を対象とした日本初のプログラムが、東北大学でスタートします。理系ラボを運営する上で、確固たる研究基盤が構築されていることはもちろんのこと、PIには研究力以外の多様な能力が必要となります。そこで、本プログラムでは、東北大学高度教養教育・学生支援機構大学教育支援センター(CPD)が抽出した、理系ラボ運営に欠かせない以下の4つの要素に関する学びの機会を提供します。

理系PIをめざすための準備プログラム紹介動画

DBER

大学は、人類の生み出した知的財産をカリキュラムに反映し、学生が深く理解し批判的に思考する教授=学習過程を組み立てることが求められています。学問分野固有の専門性習得に向けた研究「DBER」(Discipline-Based Education Research)に基づく専門教育指導力育成プログラムの取組を進めています。

TiE

「教育の国際化・グローバリゼーション」は、日本の大学が直面している課題の一つで、2019年に発表された『東北大学ビジョン2030』でも、「Vision1.教育」の重点戦略―『国際共修キャンパスの創造』として取り上げられています。「TiEプログラム」は、国際標準の指導方法を用いた質の高い「英語による授業」を提供するために開発されたプログラムで、

1. Lecture: 『基本知識の修得』
2. Workshop: 『基本スキルの修得』
3. Observation: 『授業参観と質疑』
4. Consultation: 『模擬授業と助言』の4つのモジュールから構成されています。

「重点戦略の主要施策:世界から学生を引き付ける最先端の国際プログラムの開発・提供」の遂行の一助としてなることが期待されます。

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