2014年度 NFPプログラム

NFP ワークショップ(オリエンテーション)

2014年10月上旬予定

NFP へようこそ (PFFPと共通)

“2014年度東北大学 新任教員プログラム(Tohoku U. NFP)の参加者の顔合わせです”

自己紹介、プログラムの説明、大学教員の仕事と専門性(講義)、比較の目を育てる(ワークショップ)、事務手続き等を行います。このオリエンテーションを通してお互いのことを知り、これからの活動にむけての準備を始めます。

  • NFP の目的に関する講義
  • 大学教員の役割と大学教育に関するブレインストーミング
  • 比較の視点を育てるワークショップ
  • 課題とリフレクティブ・ジャーナルの説明

基礎知識を得る

2014年10月中旬

大学の授業を設計する:授業デザインとシラバス作成

“シラバス作成などのワークを通じて、15回の授業設計について実践的に学びます”

教育活動の基礎知識を得る(ワークショップ)では、大学の授業における目標、活動、評価や授業設計について、シラバス作成を通して考えます。参加者は事前にシラバスを作成し、提出します。

  • 「授業の全体を構想しシラバスに表現する」ワークショップ

(C) 実践力を磨く

2014年10月中旬

自分の授業を見つめる(マイクロティーチング)

“自分で設計した授業を実践し(マイクロティーチング)、他の参加者からコメントをもらいます”

参加者は「2.教育活動の基礎知識を得る」で作成したシラバスより授業1回分を選び、 90分の授業計画をたて、その内の10分程度を実際に行います(これをマイクロティーチングといいます)。他の参加者からコメントをもとに、自分の授業計画を振り返ります。

  • マイクロティーチングの実践と参加者同士のディスカッション
  • セルフリフレクションの実践

先達から学ぶ

2014年10-12月

授業参観:授業を見る聞く学ぶ

“教育経験の豊富な教員の授業を参観します”

東北大学総長教育賞を受賞した教員など教育経験の豊富な教員の授業を参観し、自分の教育活動を考えるヒントを得ます。授業終了後の検討会では、授業内の教育活動や授業前の準備などについて授業実践者より学びます。

  • 実授業の参観
  • 授業者とのディスカッション,質疑応答

比較の目を育てる

2014年11月1日(土)〜11月3日(月・祝)

国内合宿セミナー:教育を科学する

“メルボルン大学高等教育研究センター講師陣による合宿形式のワークショップに参加します。”

ワークショップでは、教授法、学習、授業設計などに関する理論を学び、学生の学びを促進するような授業の設計をできるようになることを目指します。

メルボルン大学高等教育研究センター(The University of Melbourne, Centre for the Study of Higher Education)
メルボルン大学は1853年に創設されたオーストラリアでトップクラスの大学であり、3名のノーベル受賞者を輩出、2011年のタイムスによる大学ランキングでは、37位の評価をうけています。教育でも各国の優れた実践を取り入れ融合した「メルボルン・モデル」を2008年から実施するなど力を入れています。高等教育研究センターは、メルボルン大学の教育改革の要となり、高等教育研究と各種の実践プログラムを提供しています。

実践力を磨く

2015年2月上旬予定

自分の授業を見つめる(模擬授業)

マイクロティーチングでの経験をもとに,30分の模擬授業を設計,実践し,他の参加者や先達教員からコメントをもらいます。マイクロティーチング同様,授業の様子はビデオで撮影し,後日,自分の授業を見直す際に利用します。り返ります。

  • 模擬授業の実践
  • フィードバックセッション
  • セルフリフレクションの実践

先達から学ぶ

2015年3月上旬予定

先達教員による個人コンサルテーション

“高等教育開発推進センターや教養教育院のベテラン教員が先達として皆さんの成長を支援します”

これまで執筆してきたリフレクティブジャーナルをもとに,先達教員との個人面談を実施します。また,グループディスカッションを通して,参加者全員と共有したいトピックなどについて議論する時間ももちます。

準備中・・・

自己省察力を養う

プログラム実施期間中随時

リフレクティブ・ジャーナルの執筆

プログラム期間中を通して、リフレクティブ・ジャーナルを作成に取り込みます

プログラムを通して、大学教員という仕事や大学教育に関する考え方がどのように発展していったのかをリフレクティブ・ジャーナルに記録し、自分なりの教育観を構築します。このリフレクティブ・ジャーナルを通して、自身が達成したこと、そしてそこまでのプロセスをふり返り、自己省察に役立てます。

各セミナー,ワークショップ受講後にリフレクティブに実践をふり返って記録する

成果報告会

“2014年度Tohoku U. NFPの参加報告を行います”

特に,プログラムを通じて考えたことなどを共有し,大学教員職や教育に関する理解を更に深めることを目的としています。最後に,東北大学 高度教養教育・学生支援機構より修了証の授与を行います。
日程 2015年3月中旬予定
  • プログラムでの経験に関する共有,ディスカッション
  • 先達教員からのコメント
  • 修了証授与
  • 懇親会