2014年度プログラム

PFFP ワークショップ(オリエンテーション)

2014年 10 月4日(土)

10:00~17:30

PFFP へようこそ

“2014年度東北大学 新任教員プログラム(Tohoku U. PFFP)の参加者の顔合わせです”

自己紹介,プログラムの説明,大学教員の仕事と専門性(講義),リフレクションについて(講義),比較の目を育てる(ワークショップ),事務手続き等を行います。参加者はこれらの活動を通じて,お互いのことを知り,これからの活動にむけての準備を始めます。

  • PFFP の目的に関する講義
  • 大学教員の役割と大学教育に関するブレインストーミング
  • 比較の視点を育てるワークショップ
  • 課題とリフレクティブ・ジャーナルの説明

基礎知識を得る

2014年10月15日(水)

授業デザインとシラバス作成

“シラバス作成を通じて,15回の授業設計について実践的に学びます”

教育活動の基礎知識を得る(ワークショップ)では,大学の授業における目標,活動,評価や授業設計について,シラバス作成を通して考えます。参加者は事前にシラバスを作成し,提出します。

「授業の全体を構想しシラバスに表現する」ワークショップ

実践力を磨く

2014年11月11日(火)

マイクロティーチング

“自分で設計した授業を実践し(マイクロティーチング)、他の参加者からコメントをもらいます”

1回の授業を設計するために,まず,設計しようと考えている90分の授業のうち10分程度を設計・実践し(マイクロティーティング),他の参加者と共に良かった点,工夫できる点などを検討します。
また,授業の様子はビデオで撮影し,後日,自分の授業を見直す際に利用します。

  • マイクロティーチングの実践と参加者同士のディスカッション
  • セルフリフレクションの実践

先達から学ぶ

2014年10月-12月

授業を見る聞く学ぶ―授業参観

“教育経験の豊富な教員の授業を参観します”

東北大学総長教育賞を受賞した教員など教育経験の豊富な教員の授業を参観し、授業終了後に授業実践者と共にふり返りのディスカッションを行います。

  • 実授業の参観
  • 授業者とのディスカッション,質疑応答

実践力を磨く

2015年10月(予定)

マイクロティーチング

マイクロティーチングでの経験を基に、30分の模擬授業を実践し、他の参加者や先達教員からコメントをもらいます。マイクロティーチング同様、授業の様子はビデオで撮影し、後日、自分の授業を見直す際に利用します。

  • 模擬授業の実践
  • フィードバックセッション
  • セルフリフレクションの実践

比較の目を育てる

事前研修 2015年2月中旬予定,集中コース 2015年2月24(火)〜3月5日(木)

バークレー集中コース(1週間の海外集中コース)

“カリフォルニア大学バークレー校にて,参加者のために独自に準備されたコースに参加します”

この集中コースでは,キャンパスや授業を参観し,,学生の学びを促進するためにどのような授業設計がされ,,どのように学習環境が整えられているかをフィールドワークします。また,,教授・学習理論、教授技術など教育活動の基礎理論をGSI教育研究センターの講師陣とのインタラクティブなやりとりを通して学びます。

海外集中コース@カリフォルニア大学バークレー校GSI教育研究センター

カリフォルニア大学は1869年に創立され,ロサンゼルス,サンフランシスコ,サンチアゴなど10の異なる地域にキャンパスがありますが,その中でもバークレー校は最も古いキャンパスです。世界でもトップクラスの研究大学として知られ,ノーベル賞受賞者も多く輩出しています。GSI教育研究センターは学部教育の教授,学習の質を向上させるためにキャンパス規模でいわゆるティーチングアシスタントの訓練を担当しています。

  • 事前研修
  • バークレーの教育制度やTA制度に関する講義
  • 教授学習法,教育研究倫理に関する講義
  • 授業参観
  • 教員やTAに対するインタビュー

実践力を磨く

2015年2月

模擬授業

“マイクロティーチングの成果を活かして,さらに授業計画をブラッシュアップして実践に取り組みます”

マイクロティーチングで受けたフィードバックを活かして授業計画をさらに練り上げ,20分の実践を行います。実践の様子は先達教員も参観し,多角的なフィードバックを寄せます。

  • 模擬授業の実践
  • フィードバックセッション
  • セルフリフレクションの実践

先達から学ぶ

2014年10-2015年1月

授業を見る聞く学ぶ:授業参観

“プログラム期間中を通して、リフレクティブ・ジャーナルの作成に取り組みます”

プログラムを通して、大学教員という仕事や大学教育に関する考え方がどのように発展していったのかをリフレクティブ・ジャーナルに記録し、自分なりの教育観を構築します。このリフレクティブ・ジャーナルを通して、自身が達成したこと、そしてそこまでのプロセスをふり返り、自己省察に役立てます。
学生にとって、大学でのよい教育経験とはどのようなものだと考えますか。また、そういった教育経験を実現するために、大学や大学教員は何をするべきだと考えますか。」という問いについて、研修やその他の活動を通して考えたことを記録していきます。

各セミナー,ワークショップ受講後にリフレクティブに実践をふり返って記録する

先達から学ぶ

2015年3月

先達教員による個人コンサルテーション

“ベテラン教員が先達として皆さんの成長を支援します”

これまで実施してきた活動のふり返りをしたうえで,先達教員との個人面談を実施します。また,グループディスカッションを通して,参加者全員と共有したいトピックなどについて議論する時間ももちます。

  • 個人コンサルテーション
  • 合同ディスカッション

自己省察力を養う

プログラム実施期間中随時

リフレクティブ・ジャーナルの執筆

“プログラム期間中を通して,リフレクティブ・ジャーナルを作成に取り込みます”

プログラムを通して,大学教員という仕事や大学教育に関する考え方がどのように発展していったのかをリフレクティブ・ジャーナルに記録し,自分なりの教育観を構築します。このリフレクティブ・ジャーナルを通して,自身が達成したこと,そしてそこまでのプロセスをふり返り,自己省察に役立てます。

各セミナー,ワークショップ受講後にリフレクティブに実践をふり返って記録する