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機構ビジョン

部局のミッション(基本理念・使命)

○ 高度教養教育・学生支援機構は、高度教養教育および学生支援に関する調査研究、企画および提言、並びにそれらの方法の開発および実施を関係部局との連携の下に一体的に行うことにより、東北大学の教育力を高め、世界をリードする研究を遂行しグローバル時代を切り開く指導的人材の育成に貢献することを使命としています。

機能強化に向けた取組方針(~2017年度)

○ 私たちは、基本理念を更に発展させるため、機構教職員の協力・連携を強め、高大接続からキャリア支援に至る学生の修学・自己開発・進路選択のプロセスを一貫して支援するというコンセプトの下に、研究開発と実践を進めます。

○ 私たちは、知識基盤社会に対応して世界をリードする教養教育のビジョンを打ち出し、基礎教養教育から専門教育・高度教養教育へと至る教育の体系化を進め、学部・研究科・研究所および教育研究支援組織と協力して、その実現に貢献します。

○ 私たちは、留学生の戦略的受入れと海外研鑚プログラムの充実等に努め東北大学のグローバルな修学環境の整備・充実に中心的な役割を果たします。

○ 私たちは、教育から学習へという大きな大学教育観の転換を踏まえ、高大連携、初年次教育、学習支援など多様な教育・学習のツール開発と、総合的にこれらを推進する教員個人、科目レベル、機関レベルの教育・学習マネジメントの研究開発を進め、東北大学における教育マネジメントの強化に寄与し、教職員個人の能力を高めることに貢献し、世界的な研究総合大学の教育拠点の形成に寄与します。

重点戦略・展開施策

1. グローバル時代における人材像と高度教養教育システムの総合的研究の推進

 環境・安全保障・エネルギー・民族紛争など現代社会が抱えるグローバルな諸問題を解決する人材を育成するためには、高い専門性と分野を超えた全球的鳥瞰力を備え、生涯にわたって主体的に学び続ける人材像を明確にし、その能力を培う教育内容・方法およびシステムの全面的な改革と転換が必要です。正課教育のみならず、学習支援と学生支援を含むキャンパス全体の学習空間化が求められます。外部資金の獲得・活用も含め、世界的に進められている課題探究型学習をはじめとする高等教育の研究・開発・試行・実施を推進します。

2. 実践的英語能力を高める体系的英語教育プログラムの開発・推進

 本機構(旧高等教育開発推進センター)が開発し、既に具体的な成果を上げつつある英語「多読」授業やe-learningの指導法と評価方法を更に進展させ、リーディング力やリスニング力養成とともに、発音指導やスピーキング指導をも視野に入れたCALL教育の教材と指導法を開発します。4技能を強化する実践的な英語教育への転換を推進します。

3. 現代社会の多様な「知」に対応した高度教養教育の開発・推進

 幅広い教養や専門教育のための基礎教育としての全学教育に加え、ディシプリンにとらわれることのない意識を育み、多次元的な視野を育成するための科学教育を推進し、「自然科学総合実験」および「文科系のための自然科学総合実験」の充実・発展、専門分野や文系・理系の区別を超えて人類的問題に接近する学際融合教育、社会全体を支え、発展させてきたアスリート、芸術家、職人などによる多様な「実践知」を加え、これらの多様な「知」を大学教育の場面に導入し、学生の世界観と認識を深化させる新たな高度教養教育を開発・推進します。

4. 多様な価値観と文化を学ぶ国際共修・異文化理解プログラムの開発・推進

 人種・宗教・慣習・文化の多様性を理解し、自国文化を見直し、国際社会において共生・共存する生き方を身に付けることとともに、人類社会を支える普遍的な価値観を育て、共有する学生を育てます。多様な国際共修の取組を基に、日本を近現代アジアの中に位置付けた歴史像の構築と教材化など内容開発を進め、英語による授業を提供するなど、各大学での共通の指針となるような取組を進めます。異文化理解、外国語能力の更なる涵養を目指して、本機構の外国語教員の専門性を活かした「外国語による教養科目の授業」の開講を全学教育開講科目類・群を対象として進めます。

5. 留学生の戦略的受入れの推進と海外研鑚プログラムの充実

 国境を越えた学生交流を進めるため、本学の教育国際交流戦略を策定し、留学生の受入れの促進のため多様で魅力的な国際プログラムを開発するとともに留学生支援を充実させます。また、グローバル化した時代における教育カリキュラムと連動した質の高い海外研鑚プログラムを数多く開発し、学生の国際体験の機会を飛躍的に増大させます。

6.  自己発展力のある主体的学生を育成する総合的学生支援の推進

 社会における自分の役割を模索し、道徳的価値観を形成し、職業準備を行い、アィデンティティを確立する青年後期の課題に対応し、心身ともに豊かな個人としての学生の成長を支援する総合的学生支援を推進します。そのために、①心身発達と自己像の形成支援(キャリア教育、メンタルヘルスケア、生活習慣の指導、課外・ボランティア活動)、②基本的健康管理(定期健康診断、特殊健康診断)、③グローバルな視点からの感染管理(結核、鳥インフルエンザ等)、④学生が対峙する危機への介入と支援(学生相談)、⑤特別支援を要する学生への援助(発達障害・身体障害、留学生等への支援)、⑥自分の将来像の構築への支援(キャリア支援)の諸支援を総合し、全学連携的な支援体制の構築と推進を行います。

7. 東北大学型AO入試の一層の深化と拡大のためのイニシアチブ

 大学入試システムでは、①社会的に受容される選抜指標や合理的選抜方法の開発、②実施負担の抑制・軽減、③高等学校教育、入学後の専門分野、卒後の職業キャリアへと連なる合理的接続を保証するため、入学者の人物、能力の評価、試験方法の公平性、公正性、追跡調査による効果実証を進めます。また、青年前期の人間性、素質・能力、将来の可能性など「柔らかい」特徴把握を、理論と実践両面からの研究・試行によって進め、諸外国の多様な方法論の調査・検討、先端的な心理学的測定法の応用、人格の深いレベルでの評価を含む縦断的調査研究を実施し、高等学校や他大学との共同研究行い、東北大学のコア・アイデンティティを担っている人々との協働の取組を、機構および各部局(学部・大学院)との協力によって推進します。

8. 教職員個人の能力開発と高等教育機関のマネジメント開発支援

 教育関係共同利用拠点として、研究・教育・社会サービス・管理運営など大学教員に求められる全体的な能力を、大学院生・新任教員・中堅教員・シニア教員など各ライフ・ステージに沿って発達させるための各種支援、および職員の能力開発を支援するプログラムを開発し推進します。
 また、東北大学をはじめとする日本の大学における教育・学習マネジメントの強化を通じて、グローバル化に対応した日本の高等教育の構築に寄与します。特に、世界水準の大学教育を推進するために、アカデミック・リーダーの専門性を高めるプログラムを開発・試行します。