国際化教育開発室

概要

本学の教育国際化戦略に位置付けられた「国際社会を牽引する指導的人材の育成」を支える研究・教育活動を推進する。グローバル30「大学の国際化のためのネットワーク形成推進事業」、グローバル人材育成事業「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」等にて飛躍的に発展した本学の教育の国際化をさらに推し進めるために、国際教育、異文化間教育、高等教育の国際化施策、多文化共生、留学生支援、国際キャリア教育、異文化適応、言語教育等の、グローバル人材育成に関連した研究活動と、海外派遣・受入留学プログラムの開発・実践、国際教育カリキュラムと国際共修科目の開発・改善、日本人学生を含む国際学生への教育・支援の充実化などの教育活動を両輪とし、幅広い活動を展開する。グローバルラーニングセンターや言語・教育文化センターで実施する各種教育実践に密着した研究を活動の中心に据え、研究結果をいち早く教育改善や政策提言に反映させることで、研究と教育、理論と実践の交互作用および循環を促進させる。

研究・教育活動

研究活動

・留学生と日本人学生が共に学ぶ授業(国際共修)における教育効果の分析・検証、教授法(学習環境、教育介入、テーマ設定、教材開発含む)の開発、多文化共生を視点とした効果検証等、異文化間教育を中心とした研究。

・海外留学の教育効果、留学前・後研修の教育効果、留学アドバイジング分析など、海外留学と準備支援に主眼を置いた研究。

・受入プログラムの教育の質の向上を狙った留学生の大学生活・異文化適応に関連した調査、留学生実態調査などの研究。

・留学生のキャリアパス、キャリア教育、就職支援、企業・機関におけるグローバル人材育成採用・活用に関する研究。

・留学生の日本語教育、とりわけ日本語を実際に「使用する」接触場面、状況から展開していく言語教育のアプローチを重視した「インターアクション教育」の理論に基づき、「社会文化」や「社会言語」も含めた「インターアクション力」の育成を目指した日本語教育教材の開発。

・東日本大震災後の対留学生実態調査、対国際教育支援教職員ヒヤリング調査に基づいた、自然災害時の危機管理対応ガイドライン、ガイドブックの開発。

 

教育活動

・留学生と日本人学生がともに学ぶ国際共修科目を様々なテーマ(PBL,国際時事、国際理解、多文化共生、クリティカルシンキング、日本文化、地域社会連携等)で全学教育科目として実施。

・交換留学プログラム(理系・文系、英語・日本語、大学院、研究中心)の運営・実施。

・派遣留学を推進するための準備教育を全学教育科目として実施。

・学生がより明確な目的意識を持って留学やその先のキャリアを描けるようにグローバルキャリアセミナーを全学教育科目として実施。

・海外短期研修「スタディアブロードプログラム」の開発・運営。

・企業や地域との連携によって学生の行動力を高めるプログラムの開発。

・東北大学グローバルリーダープログラム(TGL)の運営・管理。

・TGLアカデミックアドバイジング、留学アドバイジング、キャリアアドバイジング、留学生アドバイジング、語学学習アドバイジング等の教育支援。

教員の紹介

室 長 教 授 末松 和子 (異文化間教育学)
  教 授 粕壁 善隆 (粒子線材料工学)
  特任教授(研究) 渡邉由美子 (地球化学、アストロバイオロジー)
  准教授 髙松 美能 (社会教育学)
  准教授 渡部 留美 (異文化間教育・国際教育交流)
  准教授 渡部 由紀 (比較・国際教育学)
  准教授 米澤 由香子(高等教育、大学の国際化)
  特任准教授(研究) モット・デリック(材料科学とナノテクノロジー)
  特任准教授(研究) 小池 武志 (物理学、原子核物理)
  講 師 新見 有紀子(異文化間教育・国際比較高等教育)
  特任助教(研究) 小嶋 緑  (高等教育、大学国際化)

お知らせ

現在、本室からのお知らせはございません。

 

研究室所在

〒980-8576 仙台市青葉区川内41

グローバルラーニングセンター